難病 の 患者 に対する 医療 等 に関する 法律

Thu, 11 Jul 2024 06:19:59 +0000
逐条解説 難病の患者に対する医療等に関する法律 「難病法の患者に対する医療等に関する法律」の解説書。 条文規定ごとに詳細な解説を施した「第2編 逐条解説」を中心に、法制定の経緯や概要を記した第1編、附帯決議・政省令・関係通知等をまとめた資料編からなる3編構成。 制度の正しい理解に必須の正統派コンメンタール。 目 次 はしがき 第1編制度の概要 1難病対策の概要 2難病医療制度の変遷と新法制定の背景 3新制度の基本構造 4今後の施策の展開 第2編逐条解説 法律の構成 第1章総則 第2章基本方針 第3章医療 第4章調査及び研究 第5章療養生活環境整備事業 第6章費用 第7章雑則 第8章罰則 附則(抄) 資料編1政令・省令 2告示 3通知 4附帯決議 5提言・報告等 6難病法に係るQ&A 7資料 書籍データ 著者 難病法制研究会=監修 判型 A5 ISBN 978-4-8058-5244-6 頁数 422頁 発行日 2015年7月30日 価格 4, 620円(税込) ※電子書籍の配信日や価格は、各電子書店によって異なる場合があります。 詳しくは、各電子書店の案内ページ等をご参照ください。 関連商品

【平成30年版医師国家試験出題基準】新ワード紹介(15)難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法) | Informa Byメディックメディア

(2)難病の患者に対する医療等に関する法律. (3)難病の患者に対する医療等の総合的な推進を図るための基本的な方針 (4)病気の解説・診断基準・臨床調査個人票の一覧 五十音別索引 (5)厚生労働省難治性疾患克服研究事業に関する情報. (6)日本医療研究開発機構

こんにちは,編集部Fです.連載でお送りしている, 「平成30年版医師国家試験出題基準」(適用は112回国試から)の新ワード紹介. 公衆衛生の第3弾は, 「難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)」 です. 目次 ◆難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)って? ◆112〜114回での出題状況は? ◆難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)って?◆ ●難病法の成立 原因が不明で,治療方法も確立していない難病の患者は, 長期間の療養が必要となり,様々な負担が強いられます. そのため,これまで国が指定した難病の患者に対しては, 「特定疾患治療研究事業」 という 医療費の公費負担制度 がありました. しかし,これは 予算措置 であり,法律に基づく制度として確立されていませんでした. そのため,財源が安定的ではなく,また,医療費助成の対象が56疾患と少ないため, その他の難病の患者に不公平感がある,といった問題も指摘されていました. こうした経緯から『難病法』が成立,2015年1月に施行され, 難病医療は 法に基づく公費負担医療 となりました (難病医療費助成制度) . さらに, 対象疾病が従来の56 疾患から333 疾患に拡大 し, 受給者数は約78万人(2011年度)から約90万人(2018年度)へと, 大幅に増加しています. 『難病法』は他に難病医療に関する調査・研究の推進や療養環境の整備, 患者の自立支援の推進などについても定めており, 総合的な難病対策 を目指しています. ●難病の定義 以下の要件を満たす難病のうち,厚生科学審議会(指定難病検討委員会)が審議を行い, 厚生労働大臣が指定したものが,『難病法』による 「指定難病」 となります. (1)発病の機構が明らかでない (2)治療方法が確立していない (3)長期の療養を必要とする (4)患者数が日本国内で一定の人数に達しない (5)診断に関し,客観的な指標による一定の基準が定まっている 指定難病の中でも患者数が多い著名な疾患としては, 潰瘍性大腸炎 , パーキンソン病 , 全身性エリテマトーデス , 強皮症 , 皮膚筋炎・多発性筋炎 , クローン病 などが挙げられます. ●医療費助成制度の内容 指定難病の診断を行う 「難病指定医」 と, 指定難病に対する治療を行う 「指定医療機関」 が, 都道府県知事 によって指定されます.