住宅 ローン 変動 金利 下がら ない

Tue, 30 Jul 2024 12:06:19 +0000

写真/PIXTA 現在、変動型金利で住宅ローンを返済している方、あなたのローン金利はどうなっているかご存じですか? 実は変動型住宅ローンの金利は、約7年間も一定のままです。「変動しない変動型」って、何か変じゃないですか? 平成21(2009)年以来、7年間も変動していない変動型金利 今年に入って毎月のように史上最低金利を更新していた固定型住宅ローン金利も、アメリカ大統領選などの影響もあって金利上昇の可能性が出てきた。【フラット35】の金利推移グラフをみると、平成28(2016)年8月につけた0. 900%がこれまでの最低金利となっているが、金融市場では長期金利が上昇し始めており、12月以降は変化があるかもしれない。 一方で、変動型の住宅ローン金利は全く違う動きをみせていることはご存じだろうか? 民間金融機関の変動金利推移をみると、なんと平成21(2009)年以来金利はずっと2. 「変動金利」が下がらない理由(Ⅰ) | 福井の不動産相談は にし不動産株式会社. 475%のままなのだ。昨今のような低金利時代になれば真っ先に下がりそうな「変動金利」が、実質「固定化」されているのは、いったいなぜなのか? 【画像1】【フラット35】金利の推移(返済期間21年以上35年以下、融資率が9割以下の場合)(出典/住宅金融支援機構のHPより転載) 【画像2】民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)(出典/住宅金融支援機構のHPより転載) その理由を考える前に、金利変動型住宅ローンの特徴をすこし整理しておこう。そのメリットとデメリットは、大きく分けてふたつ。 1)固定型に比べると金利が低く設定されている ⇒ ただし返済途中で金利上昇するリスクもある 2)半年ごとに金利を見直し、金利が低下すると返済額が減少する ⇒ 逆に金利が上昇すると返済額も増える 気になるのは2だ。日銀がマイナス金利政策を打ち出し、預金金利がほとんどゼロに近い「超低金利時代」に突入しているのに、現在変動金利型の住宅ローンを返済している人はこの7年間、「金利低下のメリット」を享受できていないということになる……。 なぜ、「変動金利」が変動しないのか? それは「短期プライムレート」、通称「短プラ」が変動していないから。 銀行が短期間の企業向け融資に使う金利レート「短プラ」は各行が独自に決めており、変動型住宅ローン金利の基準にもなっている。その短プラが、1. 475%のまま約7年間動いていない銀行が多く、平成28(2016)年2月の「マイナス金利政策」導入後もまったく動きがない。だから変動型住宅ローン金利も「固定化」されているのだ。 ちなみに、固定型住宅ローン金利は10年物国債などの長期金利が指標となり、金融市場の大きな動きに連動して金利レートが決まる。変動型と固定型では金利決定の仕組みが違うのだ。 では短プラは下がらないのか?

変動金利で住宅ローンを借りた後に金利が下がったのに、なぜ下がらないの?

275% ▲0. 895% 222万円 2012年に借りた人 0. 875% ▲0. 495% 97万円 2013年に借りた人 107万円 2014年に借りた人 0. 775% ▲0. 395% 78万円 2015年に借りた人 87万円 2016年に借りた人 0. 625% ▲0. 245% 29万円 2017年に借りた人 34万円 2018年に借りた人 39万円 2019年に借りた人 45万円 ※大手銀行からの借り入れ当初の借入金額は3000万円、借入期間35年、借入金利は当時の大手銀行の平均的な金利とした。借り換え後はネット銀行(PayPAy銀行=旧・ジャパンネット銀行)とし、借入金利は0. 380%。借り換えの諸費用は、銀行への手数料が借入額×2. 2%、印紙税・登記費用・司法書士報酬が20万円で試算した。 たとえば、2010年に変動金利で住宅ローンを借りた人の現在の金利は1. 475%で、ネット銀行の0. 変動なのに金利は下がらない? - 教えて! 住まいの先生 - Yahoo!不動産. 380%へ借り換えをした場合、1. 095%も金利が低くなる。その結果、借り換え手数料などを支払ったとしても、今後の支払額は269万円も減少する。 つまり、借り換えを行うだけで269万円ももうかるのだ。 驚くべきことに、2015年に借りた人も、たった5年前に借りたばかりにもかかわらず、87万円ものメリットが生まれる。 このメリット額に驚くだろうが、住宅ローン金利はここ10年くらい、優遇金利を拡大させながら、ずっと下がり続けているため、ある意味当然のことなのだ。ただし、これだけのメリットがあるのに、よく分からずに放置している人は何十万人もいると言われている。これは、非常にもったいないことだ。 変動金利はこれ以上下がる見込みは少ない! 借り換えメリットを得るなら、今がチャンス 変動金利は、ここ10年間で1%近く金利が下落し、最も金利が低い銀行は0. 5%以下まで下がっている。ただし、銀行が住宅ローンを貸し出すのにかかるコストは0. 5%とも言われており、変動金利については、これ以上下がる余地がほとんどないというのが実情だ。そのため、変動金利で住宅ローンを借りている人は、金利が「底」になりつつある今、借り換えのチャンスと言えるだろう。 変動金利で住宅ローンを借りている人の中には、今より1%以上高い金利で住宅ローンの支払いを続けている人もいる。借り換えを実行するだけで、昨今の金利優遇幅引き下げ競争によるメリットを手に入れられるのだが、勘違いしている人が多いためか、言わば「宝の持ち腐れ」状態になっている。 住宅ローンの借り換えに失敗しても、デメリットはほとんどない。 変動金利の住宅ローンを借りているのであれば一度、借り換えでメリットがあるかどうかを検討するのがいいだろう。 >> 住宅ローン金利ランキング(変動金利)借り換えで本当に得する最新商品を発表!

「変動金利」が下がらない理由(Ⅰ) | 福井の不動産相談は にし不動産株式会社

そもそもが、借りるだけの資質がないように思いますが・・・・ 何千万ものローンを、きちんと理解しないで借りるような人って少数派ですよ。 恥ずかしいレベルです。 Yahoo! 不動産で住まいを探そう! 関連する物件をYahoo! 不動産で探す Yahoo! 不動産からのお知らせ キーワードから質問を探す

銀行の中の人に聞いた、変動金利が約7年間変わってない理由 | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

住宅ローンを考える(2) 日本の住宅ローンは店頭金利から一定の優遇幅を割り引く「優遇プラン」が一般的となっている。このため、変動型の場合、契約後に市場金利が低下しても金利は下がらないことになる。この仕組みが生み出す問題点を考えよう。 借り換えの割合は2割 メガバンクの変動型住宅ローンの最優遇金利は2019年4月で0.525%。09年4月の1.175%から10年で0.65ポイント下がった。店頭金利は2.475%でまったく動いていないが、それから差し引く「最優遇幅」が1.3%から1.95%に拡大した結果だ。 この間、金融緩和がさらに進んだが、10年前の09年4月に契約した人の金利は1.175%のまま変わっていない。「優遇プラン」の仕組みは、新規にローンを組む人にはメリットが大きいが、すでに契約してしまえば、その後の金利低下とは無関係になってしまう。

変動なのに金利は下がらない? - 教えて! 住まいの先生 - Yahoo!不動産

メガ銀行の支店長を務める知人に尋ねてみた。 「短プラのレートを決めているのは本部の専門部署なので、私が直接タッチしているわけではないですが、銀行も収益を出さないと経営が成り立ちません。超低金利で収益環境は厳しくなり、これ以上企業向けの貸し出し金利を下げる余地がないんですよ」 じゃあ、この7年間で変動型住宅ローンを選択した人は、昨今の低金利のメリットを得られていないのでは? 「ほとんどの方は借り入れをした時点では固定金利タイプよりも低金利だから変動型を選択したはずです。その後も金利は上昇していませんから変動型を選んで損をしている方はいないのでは? 借り入れ時点の選択としては正しかったと言えると思います。もし、現在返済している金利レートよりも低金利の住宅ローンがある場合は借り換えを考えるといいと思いますよ。ただ、手数料も必要になるのでトータルで損得を計算してくださいと、お客様にはご説明します」 逆に変動型金利が上昇することはないの? 銀行の中の人に聞いた、変動金利が約7年間変わってない理由 | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト. 「いろんな見方があると思いますが、当支店では個人的には景気対策を考えると当分のあいだ企業向け貸し出し金利を上げることは難しいと思いますよ。借り入れを検討されている人には、固定型と変動型のどちらにも偏ることなくご案内しています」とのことだった。 トランプ大統領は金利動向にも大きく影響を与える!? 金利が変動しない変動型住宅ローンだが、デメリットを被っているケースはどうやら少ないようだ。ただ、この先はどう考えればいいのか注意点をまとめてみよう。 変動型住宅ローンを返済している人へ ●損はしていないが、これ以上の金利低下メリットを受けることは難しそう ●固定型への借り換えを検討する価値はある。手数料なども含めてトータルで判断しよう これから住宅ローンを組もうとする人へ ●実際の変動型金利は年収などの条件によって引き下げがあり、引き下げの幅もいろいろ。固定型、固定期間選択型の金利と比較して低ければ変動型を選択してもいいだろう ●変動型金利のメリットのひとつ「将来の金利低下期待」は、いまのところ望めなさそう 冒頭で書いたように、アメリカ大統領選以降は株価上昇&金利上昇の動きが出始めている。トランプ大統領が本格的に始動すると世界経済や金融市場も大きな影響を受けるかもしれない。金利変動のニュースは見逃さないように!

875%に拡大している。もはや定価である「店頭金利」の姿かたちは残っていないくらい、「金利優遇幅」が非常に大きくなることで、金利が下がってきたのだ。 そして、厄介なことに金利優遇幅は、借りている間は変わることがない。 つまり、新規貸し出しの金利優遇幅は拡大されているのに、既存の借り手には借りた当時の金利優遇幅がずっと適用され続けているのだ。上図であれば、2009年3月に借りた人は、金利優遇幅はずっと「1%」のまま。「高い変動金利」を押し付けられているとも言えるだろう。もし、定価である「店頭金利」自体が引き下げられれば金利は下がるが、「店頭金利」は8年も据え置かれたままで、望みは薄い。 既存の借り手が、現在の低金利を利用したいのであれば、住宅ローンを借り換えるのがいいだろう。 こうした複雑な仕組みが、前述した「変動金利」に対する誤解を引き起こす要因になっているのだ。 【関連記事はこちら!】 >> 住宅ローン比較は「表面金利」より「実質金利」で! 「実質金利」こそ隠された"コスト"を炙り出し、もっとも安い住宅ローンを見つけ出す最強ツール! 5年前(2015年)に、変動金利を借りた人でも 借り換えで87万円ものメリットが得られる! ここまでの説明で変動金利の仕組みは大体理解できただろう。金利優遇幅が大幅に拡大している今、借り換えないと損をしてしまうことは明白だ。 では、実際に借り換えを行った場合、どれくらいメリットがあるのか。ダイヤモンド不動産研究所で、試算してみた。下表は、過去に大手銀行で変動金利を借りた人が、ネット銀行の変動金利(2020年8月現在の表面金利でトップの低金利である、 PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行) の0. 380%で借り換えたときのメリット額をまとめたものだ(当初の借入金額3000万円、返済期間35年、諸費用すべて込み)。 ■変動金利でも、借り換えで300万円弱おとく に! 「大手銀行」から「ネット銀行」への変動金利の借り換えを、借り入れ時期ごとに試算(2020年8月現在) 大手銀行からの借入時期 借入時の 金利 ネット銀行(0. 380%) との金利差 いくらおトク? (手数料考慮) 2007年に借りた人 1. 475% ▲1. 095% 201万円 2008年に借りた人 223万円 2009年に借りた人 245万円 2010年に借りた人 269万円 2011年に借りた人 1.