大豆(ダイズ)の栽培|育て方のコツ、収穫の時期や方法は? - Horti 〜ホルティ〜 By Greensnap
大豆の育て方 って、実は 枝豆の育て方の延長線上 にあること、知らない方も多いですよね。枝豆はまだ未熟な大豆。大豆の育て方は枝豆の時点で収穫せずに、 さらに育て続ける ことなのです。 そうなると、そもそも枝豆は初めてでも気軽に育てられる、 育てやすい野菜のひとつ ですから、大豆も育てられる…と言うこと! 一部は枝豆として育て 、残りは大豆にするのも、面白いかもしれません。 枝豆だけではなく、大豆の育て方まで教えて、 子どもと楽しむ のも、食育となりおすすめ!長期の休みには、大豆から作ることができる 味噌や豆腐作りなどに挑戦 してみるのも、面白いですよね。 そこで今回は、 プランターで栽培できちゃう 、大豆の育て方の手順とポイントをお伝えします。本記事を参考にしながら、 子どもと家族と 、挑戦してみてはいかがでしょうか。 まずは枝豆の育て方、種まき・苗選び 野菜栽培全般に言えることですが、育てることを決めたら、 苗から育てるか、種まきから始めるか 、決めなければなりません。一般的には 苗から育てる ことが初心者向き。 【 大豆の育て方☆苗選びのコツ 】 ★ 苗から育てる場合には、 本葉が出ているもの を選んでください。2・3枚あれば大丈夫! ・ 葉の変色や病気、虫まで良く見て、 茎ができるだけ太く 、濃い緑色で健康的な苗を選ぶと、後々までより育てやすくて便利です。 ただ、子どもと育てる大豆の育て方であれば、種まきから挑戦しても良いのかもしれません。 種まき前に プランターの底から水が流れ出るくらいに たっぷり水やり がポイント。 【 大豆の育て方☆種まきのコツ 】 ★ 種から育てるのであれば、種まきの日の 前日に水に一晩浸けて おいてあげると、芽が出やすくなるはず。 ・ ひとつの穴に3粒 くらいを目安に撒きますが、最初は鳥などの被害に合いやすいので、不織布などで プランターを覆ってあげる と安心。 種をまく穴は指の第二関節手前くらいまで、 穴と穴の間隔は充分に空ける のがコツ!密集すると病害虫の恐れがあります。 芽が出るまで水やりは控えて 、発芽を待てばバッチリです。 水のあげ方と肥料 大豆の育て方では、 土の乾燥には重々注意 しなければなりません。大豆(枝豆)は、乾燥に弱いのが特徴!特に花が咲く前には、乾燥は禁物です。 【 大豆の育て方☆肥料 】 ★ プランターで育てた体験談では、 肥料をあげなくても 意外に育つ!とも言われています。 ・ ただ確実に育てたいならば、 花が咲く前に一回 、実が成り始めたら 2週間に1回 を目安にあげていくのが効果的。 この時に、 害虫はすぐに駆除!
大豆の栽培方法:農林水産省
栄養価が高いのに、カロリーが低い健康食材である大豆。納豆や豆腐の原料になることから、古くから日本人の食生活には欠かせない存在になっていますよね。 実は、未熟な状態で収穫したものが「枝豆」で、丈夫で育てやすい家庭菜園おすすめの野菜なんですよ。今回は、そんな大豆の栽培について、育て方のポイントや苗植え、種まきの方法などをご紹介します。 大豆の栽培!種まきや苗植えの時期と方法は?
大豆に実をたくさん付けさせるためには摘心が必要です。本葉が4枚ほど出た頃、主茎の先端を切り取ります。また、大豆を上手に栽培するときは、「土寄せ」が必要です。 根を浅く張り、苗が倒れやすいため、本葉が1枚出たときと本葉が3枚出たときに株元へ土を寄せて苗を安定させます。 大豆を栽培したら収穫!時期と方法は? 10月下旬〜11月頃が収穫の時期です。葉っぱが落ちて、茎が茶色くなり、サヤを振って中の大豆がカラカラと音をたてるくらい乾燥させたら収穫の目安。 葉が黄色くなってくると枯れたかと思ってしまいますが、サヤの中の大豆はまだ育っているので水やりを忘れないようにしてください。 切った大豆の枝は2週間ぐらい日陰で干しておきます。その後、サヤの中の大豆を取り出して食べます。枝豆として食べたい場合は、葉の緑が濃くなる頃、サヤが膨らんできたら収穫してください。 大豆の育て方は保存も大切 収穫されたばかりの豆はまだ乾燥が十分にできていないので、通気性のよい袋に入れて常温で保存します。 梅雨時期から夏にかけては、乾燥剤を入れた蓋のできるビンなどに入れて常温で保存するとよいですよ。虫が付かないよう完全に密閉することがポイントです。 大豆の栽培で注意する病気や害虫は? 大豆は、モザイク病や白絹病、カメムシ、シンクイムシに注意が必要です。 モザイク病はアブラムシなどの害虫によって誘発される可能性があるので、アブラムシが寄ってこないよう防虫ネットを張ったり、過湿状態にならないよう土作りに注意してください。 アブラムシがたくさん発生したときは、殺虫剤を散布して退治しましょう。 白絹病は、連作した土地で発生しやすいので、同じマメ科の植物を一度でも育てたことのある土は、数年ほど期間を空けて使うようにしましょう。 カメムシやシンクイムシを見つけたら薬剤を散布して早めに駆除します。病害虫の被害にあった部分は元に戻らないうえ、2次被害を引き起こすかもしれないので、早めに切り取って処分してくださいね。 大豆の育て方のポイントは? 大豆を上手に育てるポイントは、土作りと、苗が倒れないように土寄せをすることです。 大豆などマメ科の植物は、肥料成分である窒素を空気中から取り込む働きをもつ根粒菌と共存しているため、肥料が少ない土地でもよく育ちます。 ただ、土の水はけが悪く過湿な状態が続いたり、土の耕しが不十分だったりすると根をしっかり張れず、生長が止まってしまいます。 水はけがよくなるよう川砂を混ぜ込み、地植えなら種まきや苗植えの前に数回ほど耕すようにして事前の土作りを進めていきましょう。 ふわふわな土でたくさんの日光と水を吸収させてあげれば、大きくておいしい大豆へと生長してくれますよ。 大豆を栽培してみよう 大豆は、プランターでも育てられる家庭菜園におすすめな野菜です。少ない肥料でも育ち、収穫後には色々な料理に使えるのがうれしいところ。 自分で育てた大豆で自家製の豆腐を作ってみるのも楽しそうですね。また、未熟な枝豆の状態で収穫してみると、気分を変わり、違う味わいを堪能できますよ。 更新日: 2019年12月07日 初回公開日: 2016年06月03日