木製バットで本塁打連発!高校通算48本塁打のスラッガー・杉崎成(東海大菅生)の進化の軌跡 | 高校野球ドットコム

Tue, 30 Jul 2024 06:17:44 +0000

オイルショック(1973年秋)の直後だから、物不足に対する飢餓感は強かった。が、オイルショックでトイレットペーパー不足の騒ぎが起きたのと同じかそれ以上に、石油が高騰するから木製でなく金属バットに移行するというのも合理的でない感じがする。まだ環境意識は高くなかった。 そもそも、硬式野球は安い予算でできる競技ではない。試合球は1個1000円以上する。グローブも高級モデルはいま4万円、5万円の価格が当たり前だ。バットだけを予算削減の対象にして、他の道具のコスト・カットに着手しないのはなぜだろう?

木製バットで本塁打連発!高校通算48本塁打のスラッガー・杉崎成(東海大菅生)の進化の軌跡 | 高校野球ドットコム

タカシ そうですね! ただ、デメリットもありますね。 木製バットを使うと、芯で打とうとするので打ち方もシャープになってきます。 木製バットは打撃技術向上には最適なアイテムですが、木製バットを使う上でデメリットもあります。 では、木製バットを使うデメリットをご紹介していきます。 1. バットが折れる 40年前のエース 確かに木製バットだと折れて費用もかかってしまうな。 タカシ そうですね! バットが折れた時にお金がかかりますし、個人の負担だと痛い出費ですよね・・・ 木製バットは使っていくと バットの中が痛んで折れやすくなっていきます。 しかも 根本や先端で何回も打っていくと折れやすくなる ので、もし折れた際は新しい木製バットを用意しなければいけません。 経費削減のために出来るだけバットが折れないように工夫しなければなりませんが、 竹バットであれば折れにくい ので節約したい選手は竹バットの購入も検討してみてください。 木製バットは折れると出費がかさむ 2. 資源が削られる 40年前のエース 今バットを作る資源が減ってきているんだって!? タカシ そうですね! アオダモが減ってきており、将来アオダモ製のバットが出なくなる可能性もあります。 木製バットは 森林の木を伐採して 作られていますので、森林の木が減ってしまうのではないかと懸念されています。 現に一部のバットの素材が少なくなっているとも言われていますので、 数少ない素材のバットであれば近い将来販売されなくなるかもしれません。 バットの材料となる資源が減ってているということで、 アオダモ植樹イベント が毎年各地で行われていますが、少しでも素材が減らないように今から木を植えておくことは大事ですね! アオダモの木が少しづつ減ってきているため、将来木製バットが出なくなる可能性も否定できない。 木製バットは技術向上には必要! 40年前のエース しかし、木製バットで打撃練習するメリットはかなりありそうだな! 木製バットで本塁打連発!高校通算48本塁打のスラッガー・杉崎成(東海大菅生)の進化の軌跡 | 高校野球ドットコム. タカシ メリットだらけですね! 是非全国の高校球児が木製バットで打撃練習してみてほしいです! 木製バットで打つことはバッティングの上達には効果が期待できます! 金属バットより芯の範囲が狭い ので、木製バットに慣れると金属で打つのはかなり楽になると思います。 出来れば高校野球も 全試合木製バットで試合に出れるように 環境作りをしてほしい です。 中学生、高校生で硬式野球をやっている方は是非木製バットでバッティング練習をしてみてください!

高校野球のバットが変わる。低反発バットBbcorを超解説、木製バットと同じ反発力に。 | ベースマン野球・ソフトのアイテム速報ブログ

平田徹監督就任3年目の変化とこれからを、神奈川の高校野球を長く取材し、『高校野球 神奈川を戦う監督たち』などの著作のあるスポーツライター・大利実氏に寄稿いただいた。(文=大利実) VICTORY ALL SPORTS NEWS 1956年生まれ。作家・スポーツライター。人間の物語を中心に、新しいスポーツの未来を提唱し創造し続ける。雑誌ポパイ、ナンバーのスタッフを経て独立。選手やトレーナーのサポート、イベント・プロデュース、スポーツ用具の開発等を行い、実践的にスポーツ改革に一石を投じ続ける。テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。主な著書に『野球の真髄 なぜこのゲームに魅せられるのか』『長島茂雄語録』『越後の雪だるま ヨネックス創業者・米山稔物語』『YOSHIKI 蒼い血の微笑』『カツラ-の秘密》など多数。

【17年間現役でプレーした私が断言します!】木製バットで打つ練習はメリットだらけ! | タカシの野球夢追い人ブログ!

50)を使用 アメリカでは、2012年から大学野球、高校野球、リトルリーグで 反発係数を木製バットと同レベルに調整したBBCOR (Batted Ball Coefficient of Restitution)仕様のバットを導入しています。 アメリカでも打球速度が上がったことによる負傷事故が相次ぎ、低反発のバットの導入が決まりました。 BBCOR. 50は、バットの反発力が木製バットと同程度になっているバットです。 現在日本で使わてている硬式金属バットは打球部(バレル)の金属を薄くしたりしてトランポリン効果を発揮させ打球を遠くへ飛ばしたり、ヘッドスピードが上がるように振り抜きやすさを追求したり反発係数に関して日本は規定がありません。 今後の高校野球の硬式バットはどうなっていくか 現在高野連も低反発バットの規定を検討している段階ですが、概要として ・金属部分の厚さに規定を設けて、反発力を弱めるようにする(今までより厚くなる) ・バットの最大径を現状の67mmから64mmへと変更する 上記2点を基準に詳細をつめていくようになりそうです。 木製バットと同程度の反発力になるようにし、さらに安全性も大事なのでSGマーク(一般財団法人製品安全協会)が取得できるようにします。 ちなみにアメリカのBBCORの規定はあくまで反発係数のみの規定となりますので、そのまま日本で使うことが難しいです。 今後は木製バットの反発性能を確認して金属バットに求める性能のベースにしたり、アメリカのBBCORバットも参考にしながら新基準制定の根拠にする予定です。 低反発バットのメリット(BBCORバット、木製バット、コンポジットバット) 1. 野手の安全性の確保 木製バットなども含めた低反発バットのメリットとして、野手とくに投手(ピッチャー)の安全性が向上することです。 ホームからピッチャーまでの距離は18. なぜ高校野球は金属バットを使うのか? 謎に包まれた導入の経緯 | VICTORY. 44メートルですが、ピッチャーは投げた勢いで前に出ますから、投球後は1メートルほどさらに距離が短くなります。 この速度で、バッターが売った打球がピッチャーまで到達する時間は約0. 4秒。 避けられないですよね。実際顔面に直撃して顔面骨折した球児もいますし、この危険性が今回高野連がバットを変更する最大の要因です。 2. 投手(ピッチャー)の投球数抑制効果と肘への負担軽減 現在の高校野球は芯が広く飛ぶ金属バットなので、投手も様々な変化球を駆使して試合をしています。また極端な「打高投低」のため、投球数も多くなる傾向です。 この肘を酷使し、投球数も多い試合になるため投手が長年の腕や肘使いすぎによりケガや剥離骨折などになることがあります。 低反発バットであれば、芯に当たらないと飛ばないので、どんどんストライクゾーンへ直球を投げ込めるようになり投球数が減ります。 また他の野手も打球のスピードが遅いので積極的な守備を習得することができます。 3.

なぜ高校野球は金属バットを使うのか? 謎に包まれた導入の経緯 | Victory

INTERVIEW 2020年インタビュー インタビュー 2020. 03.

VICTORY 2017/8/9 7:00 野球 台風で延期された夏の甲子園が8日、いよいよ開幕した。白球を追う球児たちのプレーぶりは多くの人に感動を与える一方で、甲子園、高校野球にはあらためて考えてみると「なぜ?」と首をかしげたくなる不思議がたくさんある。そのうちの一つが、「なぜ高校野球では金属バットを使うのか?」という疑問だ。金属バット第一世代でもある作家・スポーツライターの小林信也氏の実体験に基づく考察と提言とは? 謎に包まれた金属バット導入の経緯 野球部の監督が、1本の奇妙なバットを僕ら部員たちに差し出したのは、1974年(昭和49年)の春、高校3年になって間もないころだった。 「まだ新潟県にはこの1本しかない」 そう言って、まずは監督自ら打撃練習で試した後、チームで最も長打力のある4番打者に「お前が使え」と、EASTONと記された新しいバットを手渡した。力任せの打撃で竹バットでさえ豪快に折ってしまう4番打者に、「これならお前でも折れないだろう」と、笑いながら渡したのだ。 銀色に輝くバット、それが日本の高校球界に突如現れた「金属バット」だった。 (このバットが試合で使えるのか?) まさかと驚いたが、正式に高野連で使用が認められたという。思えば僕らは、金属バットが採用された初年度に高校3年生だった「金属バット第一世代」だ。 わが4番打者は、春季地区大会でその銀色バットで打席に立ち、「新潟県第1号」と、写真入りで地元紙に紹介された。 正直なところ、その4番打者が金属バットで飛距離を伸ばした、という印象は薄い。 ただ、「折れない」のはたしかに事実だった。 チームの5番打者は、後に新潟明訓高の監督として甲子園でも数々の勝利を記録する好打者・佐藤和也だった。他にも、スイング・スピードの速い3番打者がいたけれど、監督は、彼らに1本目の金属バットを持たせようとはしなかった。金属バットは繊細な打撃センスを持つ巧打者が使うものでなく、ちょっと粗っぽいヤツに持たせるには丁度いい、といった感覚だったのだと思う。 僕も手にして振ってみたが、その第1号バットは重すぎて、手に負えなかった。 いま振り返れば、なぜ金属バットがその年から導入されたのか? その理由や背景は案外、謎に包まれている。巷では「バット用の木の不足」「自然環境の保護」「金属バットは折れないから、高校野球の経費負担を軽減できる」といった理由で何となく了解されている。 アオダモなどの不足は確からしいが、当時広く使われていた合竹バットで足りていたのではないか?