損害保険代理店経営北海道

Tue, 30 Jul 2024 19:50:22 +0000

ここで考えてほしいのが、それぞれ「想い」があって起業し、独立独歩の経営をしていた人たちが、吸収合併をして法人化したからと言って、うまくいくはずがない。 店主は名プレーヤーだったのだろうが、組織マネジメントの経験も少なく、他募集人に対する教育体制整備、人材募集方法、給与体系、コーポレートガバナンス等の能力も兼ね備えた名監督とは限らない。 マーケット縮小の状況下における【増収増益の仕組み・体制作り】構築し、会社としてのビジョンを明確にしなければ、魅力のない会社を設立するだけだ。 本来は老齢保険代理店行うべき 『顧客に対する保険の説明』 『保険見積もりの作成』 『商品内容の照会応答』などの業務を保険会社社員が代行してきたという経緯がある。 IT化推進、ペーパーレス、キャッシュレス、そして"非対面募集"推進となってくると、ガラケー昭和感覚アナログ老齢代理店は、この流れについてこれないだろう。 損害保険会社の社員は、頭脳明晰な優等生なのだが、企業経営の経験もないわけで、担当者レベルでは、代理店独自の"生き残り策"を提案できるはずがない。 むしろ保険会社の戦略として、担当者には 「老齢代理店には、"生き残り策"は提案するな! 極力手をかけるな!」 という指令がでているだろう。 この老齢代理店の"仲良しクラブ"法人は、遅かれ早かれ "分裂するか?" "行き詰る" だろうから【高みの見物】だ。 Ⅲ.他の代理店を吸収合併して大規模化を目指す代理店主に必要なこと 上記2.【損害保険会社直轄の代理店に社員として入る】という選択肢は、 募集人サイドから考えると、多様な働き方を尊重しようとしている【働き方改革】と逆行する【"我慢"と"しがらみ"の世界】に自らが足を踏み入れることを意味する。 損害保険会社社員が首脳陣となる体制では、募集人にとっては、窮屈で息苦しい管理体制なのは間違いないだろう。 楽しくもない、言いたいことを言ってはいけない雰囲気、本音を出すことができない雰囲気、加えて自分の時間も確保できない会社に馴染めと言われても、自由人には無理だろう。 腕のある募集人にとって、損害保険会社直轄の代理店は、魅力の欠片もない組織としか思えないだろう。 上記1.【他の代理店を吸収合併して大規模代理店にする】という選択肢を選ぶ代理店に必要なことは、 教科書的な言い方をすると、次の通り。 ① "コンプライアンス" と "ガバナンス"の強化 ② 商品知識以外の【教育体系】と【マーケティング】 ③ 多様化していく社会の変化に即した分野についての知識 ④ あらゆる"ソリューション"が提供できる体制。(保険にとどまらない総合金融サービス体制。) 自社の"売り"は何なのか?(他社とは何が違うのか?

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ご存じの通り、 個人分野の競争は激化する一方 です。若年層の車離れだけでなく、テレマティクス技術、運転支援技術の進歩による自動車保険の低価格化は確実です。テレビをつければ医療保険やがん保険の通販CMを見ない日はありません。また第一分野の保険に関しても"家族が登場して保険料の安さに驚く"というお馴染みのネット保険のコマーシャルをあなたは嫌と言うほど目にしているはずです。 全国的に来店型ショップが激増し、来店を促す広告であふれています。 現在、来店型ショップでは自動車保険の売れ行きが好調なのだそうです…。 銀行に行けば保険商品のポスターが掲げられ窓口で積極的に保険を販売しています。最近では地元をこまめに訪問する信金も変額年金などの販売に力を入れていると聞きます。少額保険会社や共済そして郵便局などを含め、多くのライバルが個人マーケットを狙って精力的に動いているのです。 この傾向がますます強くなることは間違いありません。 プロ代理店には"中小企業マーケット開拓"が不可欠! 加えて日本は少子高齢化です。個人分野のマーケット規模自体が年々小さくなっているにもかかわらず、多くの参入者が現れ続けているというのが今の状況ではないでしょうか。 それでも個人分野の保険にこだわり続ける、というのも悪くはありません。 しかしネット販売、通販、銀行窓販、来店型ショップなどのライバルは巨大な資本を活用して、大々的な宣伝をすること、そして保険料の安さを武器にすること、を忘れてはならないのです。果たして地域密着型のプロ代理店がこの競争に加わり勝ち続けることができるしょうか? 初歩からわかる保険代理店業界M&A | M&ABUZZ|株式会社 経営承継支援. この現実を考えるなら、地域密着型のプロ代理店が最も力を注ぐべきは、 『コンサルティングニーズのある中小企業マーケットの開拓』なのではないでしょうか? 中小企業のマーケット開拓にはチャンスがある!

組織が大きくなるとそれに応じて変化が求められることも多いと思うのですが、経営をしていく上で普遍的に重要だと考えていることはございますか? 当日のインタビューはzoomで行いました! まず、エフケイはこんな経営理念を掲げています。 『私達は、お客様に安心と安全を提供し、お客様及びパートナーとの共存共栄を目指し、社会の幸せに貢献します』 創業当初より規模も大きくなり、自社のことだけを考えるのではなく、「果たすべき役割」や「社会的使命」が増してきていると思うので、全てのお客様、全社員、保険会社さんと共存共栄を実現して世の中を良くして行きたい、貢献していきたいと思っています。 また、代理店経営をしていく上では、全社員がお客様の方をしっかり向いて営業できる環境を作ることが最も重要で、 そのためにエフケイの 『社会的地位の向上』、『社会的信用力の向上』 は必須です。 この 2 つが欠けると、会社の不安定さに繋がり、全社員を不安にさせてしまい、「安心」、「安全」が担保されない。 結果的にサービスの質も落ちてしまい、お客様の満足度も下がってしまいます。 例えば小規模の保険代理店だと、商品の品揃えが不足していたり、組織体制を整備する人的リソースが不足していたりと満足のいく経営ができていないこともしばしばです。 社員のみんなと、またこれから一緒に働いていく皆さんのためにも、エフケイの「社会的地位」と「社会的信用力」を高め続けていくことが重要で、そのための動きをとっています。 Q. 損害保険代理店経営 の問題点. その動きについて詳しく聞かせていただいてもよろしいでしょうか? いくつかあるのですが、 「組織風土」の差別化 に力を入れています。 例えば『保険ホスピタリティ』。 他人に喜んでもらうことが、自分の最大の喜びであるというスタンスを表した、「喜ばれることに喜びを」という『保険ホスピタリティ』を独自に設けて、創業当時から追求しています。 その『保険ホスピタリティ』を浸透させるための『 FK フィロソフィ』も 80 項目あります。 あと、経営戦略上重要だと考えているのが、 採用における「リファラル」 です。 お客様からお客様を紹介してもらえることは、サービスの質が良い事を表しています。 営業活動においてお客様を紹介していただくことは他の代理店さんも取り組んでいる事だと思うのですが、 エフケイでは採用においてもリファラルに力を入れています 。 リファラル採用がうまくいくことは、 「従業員が会社を好きでいてくれている」、「働きがいがあると思ってくれている事」 を意味しており、結果的に離職率も下がって、従業員の安心にも繋がると考えています。 エフケイに参画して良かったと思ってもらえるような仕組み作りに積極的に取り組んでいますし、組織風土の差別化が全てのベクトルを良い方向へと導いてくれていますね。 ありがとうございます。特にリファラルに力を入れられている点は、業界関係なく活かせる事なので、大変勉強になります。 Q.