二次関数の対象移動とは?X軸、Y軸、原点対称で使える公式も紹介

Tue, 30 Jul 2024 02:51:01 +0000
ジル みなさんおはこんばんにちは、ジルでございます! 前回に引き続き『二次関数』を取り上げます。 今回は 平行移動 について解説します。 まず始めに(確認事項) 平行移動を学ぶには軸・頂点の求め方を知っている必要があります。 前回その記事を書きましたので不安な方はご確認ください。 【高校数I】二次関数軸・頂点を元数学科が解説します。 数Iで学ぶ二次関数の問題においてまず理解するべきなのは、軸・頂点の求め方です。二次関数を学ぶ方はみなさんぜひ理解して頂きたいところです。数学が苦手な方にも分かりやすい解説を心がけて記事を作りましたのでぜひご覧ください。 今回はその辺りの知識を知っている前提でお話ししていきます。 文字を使って説明してみる。 まずは手順を文字を使って説明してみます。 あとで練習問題やるよ! $y=a(x-p)^2+q$の形に変形する これは前回の軸・頂点の記事で学習しましたね? まだよく分かっていない方は上に貼った記事を見返してみてね! さてこの式を平行移動させてみましょう! $y=a(x-p)^2+q$を$x$軸方向に$j$、$y$軸方向に$k$平行移動した時 まずは文字を用いてみます。 ちなみに「$x$軸方向」、「$y$軸方向」とは 『$x$軸の プラス の方向(右方向)』、『$y$軸の プラス の方向(上方向)』 ということです。 ここで一つ大事なこと言います。 平行移動するとは、 " グラフの形はそのままで "移動するということです。 つまりですよ? 『頂点をいじりさえすればいい』 では式に表してみましょう。 $y=a(x-p)^2+q$の頂点は$(p, q)$ですね? この頂点を$x$軸方向に$j$、$y$軸方向に$k$平行移動させるとどうなるか? ズバリ $(p+j, q+k)$ です! 二次関数 グラフ 書き方. 分かりますか? 例えば$(2, 3)$を$x$軸方向に$-3$、$y$軸方向に$1$移動させると $(2+(-3), 3+1)$すなわち$(-1, 4)$になります。 ここで核心にせまります。 文字ばっかりで大変ですが頑張ってついてきてください! あとで具体的に問題やってみるのでそれも併せて見てもらえば理解が深まると思います。 グラフの形は $y=a(x-p)^2+q$ と同じで、頂点が $(p+j, q+k)$ な訳ですから、ズバリ式は $y=a\{x-(p+j)\}+(q+k)$ となります。 これは理解しておいてください。したらこの公式がすぐ頭に浮かぶようになりますよ!

【絶対不等式】パターン別の例題を使って解き方を解説! | 数スタ

ぎもん君 二次関数の場合、$x^2$の係数が正の数なら「下凸」、負の数なら「上凸」になるんだったよね! ここからは、いよいよ実際にグラフを書いていきます。 ここまでに分かっている情報は次の通り。 頂点座標は $(-3, -1)$ グラフの軸は $x=-3$ グラフの向きは下凸 これらの情報を図に表すと、、、 あれ?x軸やy軸がありませんよ! x軸やy軸は、グラフ作成の「最後の工程」です。 切片(軸とグラフの交点)の情報が分かっていない今の段階で「x軸・y軸」を書いてしまうと、後で修正する必要が出てきかねないので!

練習問題は暗算で解けるレベルなので、気軽にチャレンジしてくださいね! では最後に、今日覚えたことをまとめましょう!