ストラトキャスターのメイプル指板とローズ指板はどれだけ音が違うのか?|連載コラム|デジマート地下実験室【デジマート・マガジン】

Thu, 11 Jul 2024 06:38:16 +0000

と思う方もいるでしょうが、いやいや、そうでもないんですよ! ほんのわずかなネック・ジョイント部の厚み、ポケットの深さやネジ穴の位置などによって、交換しにくい、または交換できないということが起こります。 そこで今回は、「フェンダージャパン時代のフジゲン工場の1990年前後に生産されたシリアルが近い同価格帯のストラト」で揃えました。ふー、長え。「なんで現行カスタムショップの2本で揃えないんだ?」という富裕層の方は、察してください。 それから「ネック交換できる安いストラト、2本ください」という無茶な要求に応えて、実際に交換可能か店頭でチェックまでしてくださった御茶ノ水の ギタープラネット中古館 様、ありがとうございました! ギターの指板の材質。ローズウッド、メイプル、エボニーの違いと特徴. おかげで実験が始められます! 実験1 リアPU/クリーン/コード弾き それでは、まずメイプル・ネックのST54-500のリアPUで、コードを弾いてみます。……はい、ストラトの音ですね。 次に、ST54-500に、ST62-500から外したローズ指板のネックを付けてみます。ちなみに、ネックの重量はメイプル指板690g、ローズ指板680gでほぼ変わりません。意外と軽いんですね。それから、メイプルの方が重いのか。でもこれは個体差なのかもしれませんね。 では、ローズ指板の音をチェックしてみましょう。うん? ちょっとわかりにくいですね。若干ローズの方がダークですが……少し歪ませてチェックしてみましょう。 実験2 リアPU/クランチ/コード弾き まずはメイプルから。おおっ、ブライトで張りがあって、いい音してるなぁ! とても5万円以下の中古ギターの音とは思えません。これには正直、オーバードライブの L' MAT 2016 Model も関係しています。このペダル、高級オーバードライブが続々登場している昨今では比較的リーズナブルな価格なんですが、凄く良いです。オススメですよ! ちなみに宣伝料はもらっていません。自腹で買って、勝手に宣伝しています。 すいません、脱線しましたが、ローズ指板の音をチェックしてみましょう。むむ、完全に重心が低くなっていることがわかりますね。メイプルの時に出ていたグラッシーなハイは消えて、その分ミドルが出ています。ふーん、なるほどなぁ。 実験3 リアPU/オーバードライブ/単音弾き まずはメイプルから。うん、一歩間違うと耳に痛くなりますけど、その手前のブライトな良い音ですね。では、ローズ。うーん、これも単体で聴けば良い音なんでしょうけど、メイプルから続けて聴くとちょっと物足りなく聴こえますね。ただ、そう思うのは私だけで、ローズの方が丁度良い音だ、メイプルはブライト過ぎるという人がいても全くおかしくないと思います。両者が違う音だというのは明らかですので、ぜひ自分の好みを見つけてください。 実験4 フロント&センターのハーフトーン/クリーン/カッティング これも、まずはメイプルから。むむむ。これは……そもそもの音がイマイチですね。いかにも安いストラトの抜けないハーフトーンという感じです。が、それは置いておいて……。 次にローズ指板。これもあまり良い音ではないですが、メイプルに比べてハイは控えめ、ロー〜ミッドが出ているのはわかりますね。次、いってみましょう!

ギターの指板の材質。ローズウッド、メイプル、エボニーの違いと特徴

前回、 ギターのネックの材質。メイプル、マホガニー、ナトーの違い、特徴 では、ギターのネックの材質についてご紹介しました。 今回は、指板(しばん)の材質について見てゆきたいと思います。(※指板(しばん)とは、上の写真の人が持っているパーツのこと) また、指板によく使われる3つの木材、ローズウッド、メイプル、エボニーの違いやそれぞれの特徴、音の違いなどについてもご紹介してゆきます。 記事の最後には筆者のおすすめの(指板として使う)木材についても書いてみたいと思います。 それでは早速見てゆきましょう! 指板(しばん)とは?

クラシックギターの弦高の目安。高い、低い弦高の利点と欠点も

ストラトキャスター テレキャスターの違い / まとめ 如何でしたでしょうか? エレキギター界でも人気を二分すると言っても過言では無い ストラトとテレキャスターですが、どちらにも大きな個性がある事が お分かり頂けたかと思います。 ただ、この2つの違いに優劣をつけるのは、 大きな間違いだと思います! エレキギターで奏でるのは音楽です。 音を楽しむ為のものであり勝ち負けで考えるよりも 何が好きかで考えれば良いと思いますので、 好きな音を追及する近道としてこららの知識を持つことを オススメします。 決して木部が多いテレキャスの勝ちだ!とか エレキギター本体の生音にリヴァーブ感を持つストラトの響きに テレキャスが勝てるはずも無いだろ? クラシックギターの弦高の目安。高い、低い弦高の利点と欠点も. みたいに考える事はとても不毛なことだと思います。 自分にとって、どちらがあっているかで考えるのが良いと 思いますね。 また、機会があればストラト・テレキャス共にカスタマイズの アイデア等も記事にしようと思いますので乞うご期待!

85mm)が多いです。Eric Claptonモデル、SRVモデル、Eric Johnsonモデル、American Vintage57/62/70はいずれも「1. 650" (42 mm)」。 American DeluxeやAmerican Standardは、「1. 685″ (42. 8 mm)」です。(公式のカタログ調べ) 極太仕様は別にして、ストラトのような細めのタイプか、ギブソンのようなすこし太めのタイプかってとこでしょうね。弾きやすさで言えば細いほうでしょうか。でも細くても幅が広いと弾きにくいです。カドが手のひらに当たって痛い感じ。 あとは形、いわいるCシェイプ、V(三角形)シェイプってやつも関係してきます。Vは人差し指の付け根に当たる感じがしてあんまり好きじゃないです。 指板R メイプルかローズウッドかってとこでしょうか。これは好みでしょうね(笑)。自分はメイプルはツルツルしてて固いので苦手です。たぶん運指が激しいというか、指板へのアタックが強いんだと思う。 丸いほうがコードが弾きやすく、平たいほうがテクニカルにできると一般的には言われます。最近ではCompound Radius(コンパウンドラディアス)って言って、ローポジションとハイポジションでRを変えているのがよくありますね。 フレットのサイズ 一般的には高くて幅が広いほうが弾きやすいでしょう。もちろん好みの問題もあるけど。高いとチョーキングがやりやすくなります。広いとスライドがやりやすくなります。 #6230 幅2. 02mm 高1. 08mm(. 080" X. 043") Fender Vintageタイプ #6130 幅2. 68mm 高0. 91mm(. 106" X. 036") Gibsonはこれ #6150 幅2. 60mm 高1. 16mm(. 103" X. 046") Fenderのミディアムジャンボ #6105 幅2. 42mm 高1. 18mm(. 096" X. 047") #6100 幅2. 83mm 高1. 39mm(. 112" X. 055") これは好みでしょう。自分は弾きづらいです。 ネックプレートのあたりの処理です。ハイポジションを弾くときにけっこう重要です。斜めになっていたり三角形になっていたりします。 ネックジョイントのコンター ブリッジの話です。まえに詳しく書いたんですが( ストラトのブリッジ 弦間ピッチ10.