逃げる は はじ だが 役に立つ やっ さん
真野:もちろんです。曲が流れるとつい踊っちゃうみたいな(笑)。 「真野ちゃんおかえり」の一言で、すぐに『逃げ恥』の世界へ ――では、今回の撮影は一時日本に帰国されて参加されたんですか? 真野:そうです。検査を受けて陰性であることを確認して、2週間の経過観察、体調管理を徹底して、それが解けてから衣装合わせしたり撮影に挑みました。 ――4年ぶりのやっさん役はいかがでしたか? 真野:お芝居のお仕事そのものが2年半ぶりだったので、すごく緊張してたんですが、いざ現場に行ったら共演者の方々もスタッフのみなさんも全員知ってる方で「真野ちゃんおかえりー」って言ってくれたので、その一言でポッと『逃げ恥』の世界に帰ってきた感覚になりましたね。ただ最初のシーンが、みくりと2人でお弁当を食べるシーンだったんですけど手が震えちゃって(笑)。 ――身体はまだ緊張していたんですね(笑)。 真野:はい。自分でも気持ちが切り替わったと思っていたので、びっくりしました。でも、監督から「真野ちゃん、大丈夫だから。僕は心配してないよ」って言っていただけたので、"落ち着け、自分"って言い聞かせながら、最初の30分くらいは自分との戦いでした。 ――新垣さんとは、どんな会話をされたのでしょうか? 「逃げ恥」で味わう、世界のことわざ. 真野:スタッフさんが撮影の準備をしている間、待機室で2人で本当に何気ない話をしていたんですけど、"みくりとやっさんってこういう感じだったな"っていう空気を思い出しました。新垣さんが『逃げ恥』現場の新垣さんのままだったので、私もそれについていこうって思いました。 ――スペシャルドラマの台本を読まれた感想はいかがでしたか? 真野:個人的には、みくりがママになるなんて! と感動しました。それと同じくらい、今のこの世の中だからこその物語だなって感じましたね。『逃げ恥』の世界も現実と同じ2020年を生きているので、色々と考える場面がたくさんありました。ちょっと辛くなってしまうシーンもあるんですけど、『逃げ恥』の世界観だからこそ、しんどいだけじゃなくて笑顔なれる。そんなほっこりとした気持ちで見られる台本なのは、脚本家の野木亜紀子さんならではだと思いました。本当に心に響くものを書かれるなと。 ――本当に登場人物一人ひとりの視点で多くのことを考えていくことができる作品ですよね。真野さんはその中で特に心に響いたというテーマはありますか?
「逃げ恥」で味わう、世界のことわざ
原作『逃げるは恥だが役に立つ』 第39回講談社漫画賞 少女部門受賞!! 『逃げるは恥だが役に立つ』 著:海野つなみ (講談社「Kiss」にて連載中!) 派遣切りにあって再就職もままならない みくり は、娘を心配する父親に、会社の部下・津崎さんの ハウスキーパー を頼まれる。 そしてある日、津崎さんから 思いがけない提案 が!? 海野氏の久々オリジナル連載にして、話題の "逃げ恥" ! 最新刊第8巻、10月13日発売決定!! 定価: 本体429円(税別) 10. 11巻あらすじ 契約結婚から本当の結婚へ。家庭という仕事場で、雇用主と被雇用者だった関係から、共同経営者になったふたり。みくりは正社員として勤めはじめ、平匡も転職した。 その後、みくりの妊娠がわかり、話し合いと入念な準備をして出産にのぞめると思いきや、会社でも家庭でも予想外の問題が発生し、思うようにはいかないことだらけに……。ぎくしゃくし始めたふたりの関係を救うものは!? このページの先頭へ Copyright© 1995-2021, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.