火星に住むつもりかい 感想

Tue, 30 Jul 2024 20:15:32 +0000

我々の住んでいる地球は近年、地球温暖化や異常気象などの環境の変化の問題が指摘されてはいますが、 それでも人類がすぐに滅亡するような危機的状況に置かれているわけではなく、 他の星に移り住むことが緊急を要する課題というわけではありません。 では、なぜ今火星移住計画が行われる必要があるのでしょうか?その目的やメリットとして、何が挙げられるのでしょうか。 こういった疑問を抱く方もまた少なくないと思いますが、 結論としては、この計画は「 なぜ 」と思うような方の考えを納得させるような答えは説明できないかもしれません。 なぜなら 火星がそこにあるから行ってみたい!

火星に住むつもりかい 伏線

先週から、東野圭吾の「祈りの幕が下りる時」と並行して読み進めていた、 伊坂幸太郎の「火星に住むつもりかい? 」を紹介したい。 本作はかなり政治色が強かったが、 伊坂ワールドに惹かれるのは、平素の世相 (富裕層・軍事指向の政府、刑事犯の刑罰の軽さ、幼児虐待殺への憤り、など)に接するに、 必殺仕置人的なヒーローになりたいという願望に駆られるからだ。 ◇ 伊坂幸太郎(著) 「火星に住むつもりかい? -- Life On Mars? -- 」 光文社単行本・・・書き下ろし2015年2月 Amazonで購入 ◇ 【概要】 住人が相互に監視し密告する。危険人物とされた人間はギロチンにかけられる---身に覚えがなくとも。 交代制の安全地区とそこに配置される平和警察。 この制度ができて以降、犯罪件数が減っているというが…。 今年安全地区に選ばれた仙台でも、危険人物とされた人間が遂に処刑された。こんな暴挙が許されるのか? この状況で生き抜くか、もしくは火星にでも行け。希望のない二択だ。 密告・連行・苛烈な取り調べ。「平和を守るため」に暴走する公権力、逃げ場のない世界。 しかし、何かおかしい。おかしいと思った人物は、例えばひそかに平和警察に反抗しようとする地下組織に協力する。しかしそれも罠ではないとの保証はあるのか? 火星に住むつもりかい? | 伊坂幸太郎 | ORICON NEWS. 我々はこの社会で生きて行くしかない。孤独なヒーローに希望を託して――。 意外な登場人物たちと数々の伏線がやがて一つに繋がって行く。 らしさ満載、破格の娯楽小説!

考えるとどうもすっきりしませんが、人生はそういうものなのかもしれません。 そう思って、無理やり納得した僕でした。 伊坂さんのランキングを作りました。 サスペンス小説の厳選記事を作りました。