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二人:そろばん!? 増子 事務の効率化・ビジネス改善をしてくれと言われたときに、私は一生事務員なんて絶対嫌だからと(笑)誰でもできるようなシステム作りを考えました。 井水 そういう思いから仕組化していくというのは大事ですよね。 小川 ですね。 ずっと一緒に働いていくとは限らない ですからね。 増子 業務改善をして、無駄な経費を削減した後、今度は売り上げを上げようと考えたときに、ネットショップの店長をしました。薬屋さん向けの卸売業者なんですけど、ネットショップで薬を売るにはちょっと制限があるので、富山県の特産品を売っていたんですよ。自分でお米とかホタルイカとかを仕入れて(笑) 増子 バイヤーもしました。仕入れて売っていたんですけど、特産品というのは、利幅の関係でちょっと難しいので、元々本業で扱っている商品をということで、健康食品を楽天で販売する方向にシフトしました。 井水 増子 そこそこ売れたんですが、そんな時に調子にのって広告費を使いすぎて、赤字になってしまった、責任取らなきゃということに・・。実家の誰も責めないんですけど、「一年間お給料いらないから」といって、無償で楽天ショップを運営してその赤字を埋めるとともに、私自分で食べていくわと。翌年、赤字の額の二倍の黒字を出しました。 二人:すばらしい! 増子 今では笑い話です(笑) 小川 普通だと、そのままネットショップ店長を継続していこう!と、なりそうだけど、思わなかったの? 【長く働きたい!】「福利厚生」志望動機での上手な伝え方 | ポイント,NG例も | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト. 増子 卸売業者が直売することになるので、toBのお客様の手前、あまりビジネスをスケールさせられないなというのがありました。副業でしていたWEB制作業がフリーランスとして自分一人が食べていけるよういなっていたので、独立しました。 井水 親御さんの仕事もきちんと受け継ぎ、大事にしながら、また新しい形も作っているのは、さすがだなと思います。 増子 責任を感じつつ、でも、自分がしたいこともしたいですからね。 女性ふたりで創業 小川 最初から一人で創業でした? 増子 フリーランスのときは、ひとりで2年間。そのあと、またいろいろありまして(笑) <川崎さん、参加> 川崎 押しかけました、スタッフの川崎です!増子はもともと会社の後輩なんですけど、株式会社に、法人にしようと思うんだというので押しかけました(笑) 小川 最初から雇う気は・・? 増子 最初から2人分養うほどの売り上げが・・。 小川 わかります、わかります。 増子 そこで「先輩もフリーランスになったらどうですか?」と。 全員:笑 増子 それで川崎が半年くらいフリーランスした後、私が「法人化しようかな」と言ったら、もう一回、「じゃあ一緒にやりたい!」と声をかけてくれました。 「私の給料低くていいから。一緒に苦楽を共にして成長していこう。」 と言ってくれたんです。 小川 なるほど、なるほど。 増子 川崎とは欠点がうまく補える関係なのかなと。私は結構ネガティブというか、根明に見えるんですけど、深刻に考えすぎるところがあって。そこで彼女が壁打ち相手になってくれて、ポジティブになれます。 井水 増子さんが深刻に考えるタイプって言っていましたけど、川崎さんはどういうタイプ なんですか?
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――下世話な話になるのですが、女性ばかりの職場だと、ドラマにあるような派閥争いや、「給湯室やトイレで噂話」的なものもあるんですか? Tさん「それはないですね。よくある『派閥』とかも聞いたことがないです」 Kさん「私も聞いたことがないですね。正直、業務以外のことに気をとられる時間がないと思います。社員は自分でミッションを設定して、それを達成するために日々自分と戦っているので、誰かの噂話をしている場合ではないです」 ――変な質問を失礼しました……! 取材前は、女性ならではの人間関係の悩みもあるのではと勝手に想像していました。 Kさん「そんな時間がないというのが事実ですね。弊社は働く女性へのフォローや制度は手厚いですが、権利を主張するならきっちり仕事で成果を出そう、という意識を一人一人の社員が持っているように感じます。 残業をしない会社でもありますが、それは就業時間内で業務をまわすスキルを身につけるということでもあります。なので噂話をしている時間がないのです」 ――普通の会社以上の緊張感!