新規事業アイデアを整理するフレームワーク:ビジネスモデルキャンバス | 基本戦略構築 | 新規事業コンサルティング | 株式会社シナプス

Tue, 30 Jul 2024 17:59:03 +0000

新規事業を考える上で欠かせないことが「アイデア」の発案です。質の良いアイデアを出すためには、どんなことに取り組めば良いのでしょうか。アイデアの出し方やロジックなどに触れながら、新規事業立案以外にも活用することができるアイデアの生み出し方をご紹介します。 新規事業のアイデアを考える前に押さえなければならない2つのこと 新規事業立ち上げの際に、本当に使えるアイデアとはどんなものでしょうか。まず初めに、新規事業のアイデアを出す際の、大切なポイントを2つ解説します。 <1つ目>理想の未来を描き、バックキャストする あなたが描く理想の未来(DISIRE&FUTURE PERFECT)を描くことです。最も理想的な形で、問題が解決したときに広がっている世界や状態を描き、未来の成功を先取りした課題設定を行えているでしょうか。 自分が望んでいないことは何か? 自分が望んでいることは何か? 何のためにやるのか? ドラッガーに学ぶ新規事業アイデアのフレームワーク | アイデア抽出、スクリーニング | 新規事業コンサルティング | 株式会社シナプス. これらが明確にならない状態で生み出したアイデアは、多くの場合、価値を生み出すことはありません。「得られる未来」を明確にして絞り込んでいきましょう。 <2つ目>お題や要求を正しく理解すること 2つ目のポイントは、お題や要求を正しく理解することです。 もしあなたが、新規事業の立案を社長から頼まれたとしたら、次の2つの内どちらが良いでしょうか?

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顧客セグメント(CS:Customer Segments) 顧客セグメントは、組織の存在理由の根幹となる最も重要な要素です。関係する顧客グループを設定します。 特に、重要な顧客セグメント(顧客セグメントには何があるか? )を記載します。 特に、セグメントはニーズによって分類されるのが本来のあり方なので、そのまま(顧客の)「ニーズ」で記載するケースもあります。 2. 価値提案(VP:Value Propositions) ビジネスの価値は、顧客の抱えている問題を解決し、ニーズを満たすもので製品やサービスを通じて提供されます。 顧客セグメントが何を解決して欲しいか、顧客に提供できるベネフィットを記載します。 最初は製品やサービスを書きたくなりますが(実際、書いても問題ありませんが)、本来記載したいのは、「お客様にとっての価値」です。したがって、顧客の言葉で記載することをお勧めします。 3. チャネル(CH:Channels):どのように顧客に価値を届けるか、販売経路 チャネルには、顧客セグメントとどのようにコミュニケーションし、価値を届けるかを記述します。 一般に、「チャネル」とは、物流、金流、情報流の三つの流れが想定されます。もう少し平たく書くと、流通チャネル、つまりモノやサービスを提供するチャネル、コミュニケーションチャネル、つまり、広告や販促、営業などの顧客獲得チャネルと、アフターフォローなど既存顧客に対する窓口が存在します。 これらを整理して書きます。 4. 採用特設ページ | アジアピクチャーズエンタテインメント. 顧客との関係(CR:Customer Relationships):顧客に対してどのような関係を結ぶか 組織が特定の顧客セグメントに対してどのような関係を結ぶかを記述します。 顧客と関係性を構築する方法(対面、自動サービス、等)や、維持・拡大するための仕組みを記載すると良いでしょう。 最近は、サブスクリプションモデル、つまり定額でサービスを提供するモデルが一つの流行りですが、このモデルの場合は、解約率管理が重要になりますので、「解約しない仕組み」が重要ポイントになります。 5. 収益の流れ(R$:Revenue Streams):生み出す売上の流れ 組織が顧客セグメントから生み出す収入の流れを表現します。非利益団体や無料サービスの場合、ゼロやマイナスで表現されることもあります。 想定売上数量や価格表などを記載します。 新規事業の検討段階では、かなり鉛筆をなめることになりますが、いわゆるフェルミ推定的な手法を用いてざっくりでも数値化すると良いかと思います。 6.

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事業内容を構築する アイデアが決まったら、事業化ができるかどうかを検討します。そのアイデアは顧客の課題を解消できるのか、市場に受け入れられるのか、競合優位性が確保できるのかなどを問いかけながら、ビジネスモデルをつくりあげていきます。さらに、その収益性や実現性などを検証して、いかにして事業を立ち上げるかを検討。その結果を、事業計画へ落とし込みます。 ◆ 4. #06新規事業の立ち上げ時に活用したいフレームワーク25選 | Sony Startup Acceleration Program 新規事業の基礎知識 | 【Sony Startup Acceleration Program】スタートアップと新規事業の育成を支援するプログラム. 事業スタート後も修正・改善を続ける 事業計画にGOサインが出たら、いよいよ新規事業のスタートです。しかしここがゴールではなく、事業が軌道に乗るまで修正や改善を続ける必要があります。 以上、新規事業開発のステップについてまとめました。続いてそのステップごとに活用してみたい代表的なフレームワークをご紹介します。 フレームワークとは? フレームワークとは日本語で「枠組み」のことを指します。なにか考え事をする時に、ひたすら「ああでもない、こうでもない」と悩むより、一定の枠組みに沿って考えた方が検討事項に漏れが生じないうえ、思考がまとまり問題解決につながりやすくなります。 ◆ 新規事業の立ち上げにフレームワークを活用するメリット 適切なワークフレームを上手に組み合わせることで、新規事業のさまざまなフェーズで意思決定をスピーディーに行うことができます。また、説得力のある事業計画を作る際にも、フレームワークを使った分析・検討は大いに役立ちます。 1. 「アイデア出し」のフレームワーク ◆ アイデアを8倍にふくらませる「マンダラート」 「マンダラート」とは、3×3の9つのマスを書き、真ん中にテーマを記入し、そのテーマに関連するアイデアを周囲に書き込んでいくだけで、発想を広げることができるフレームワークです。最初のテーマに関連するアイデアを周囲に8つ書き込んだら、次にそれぞれの関連アイデアの周囲にさらに8つのアイデアを書き込むことで、発想を広げていくことができます。 ◆ アイデアを展開していく「SCAMPER(スキャンパー)法」 SCAMPER法は、7つの切り口をもとにアイデア発想を助けるフレームワークです。「SCAMPER」とは、「Substitute(代用)、Combine(結合)、Adapt(応用)、Modify(修正)、Put to other uses(転用)、Eliminate(削減)、Reverse・Rearrange(逆転・再編成)」の略で、これらの質問に答える形で発想を促すというフレームワークです。考案者の名前をとって「オズボーンのチェックリスト」とも呼ばれます。 SCAMPER法の7つの切り口 Substitute(代える) 他のものに置き換えられないか?

経営資源(KR:Key Resources):事業に必要な資産 ビジネスモデルの実行に必要な資産を記述します。物理資産だけでなく、知的財産や人的リソースなども含まれます。 最も記載したいのは、競争優位に必要な重要な資産です。 一般に、競争優位を構築するためには、「競争劣位にならないための最低限の要素」があり、その上に、「競争優位の源泉となる要素」が存在します。 例えば、携帯キャリア(docomo、AU、softbank、楽天などが参入している市場)だと、競争優位を描くためには、競合よりも契約者数をどれだけ獲得できるかが重要になる、いわゆる規模型のビジネスです。そのため、「契約者数獲得のためのリソース」が競争優位の源泉となります。 一方で、ビジネスを開始するためには、総務省から帯域割り当てをしてもらわないとスタートできません。これが競争劣位にならないためのリソースです。 7. 主要活動(KA:Key Activities):企業がメインで行う活動 顧客にとっての価値を提供する源泉となるような重要な活動を記述します。 本来的には、KR:競争優位を実現するためのリソースを獲得するための活動を整理しておきたいところです。 また、この後のコスト構造の整理のためにも、事業活動として何をするのか、を整理しておきたいところです。 8. パートナー(KP:Key Partnerships):サプライヤーと事業パートナー 組織の活動にとって、重要なパートナーを記載します。 事業を推進する上で重要なパートナーで、by nameで記載できるプレイヤーなどが該当します。 顧客が複数タイプ存在するマッチングモデルや広告モデル等の場合に、一方をここに書きたくなりますが、両方とも顧客セグメント(CS)に記載したほうが分かりやすいです。例えば、結婚情報ビジネスのゼクシィは結婚式場の広告を掲示し、結婚したいカップルに提供します。ですので、CSに「結婚式場」と「カップル」が記載されます。サプライヤーやパートナーには、情報誌を印刷する印刷会社やインターネットサイトを構築するベンダーなどが該当するでしょう。(もちろん、それらが事業運営上のキーとなるプレイヤーだった場合ですが) 9.