情報資源組織論 レポート 分類の必要性

Thu, 11 Jul 2024 03:28:34 +0000
問題のみです こちらの記事はR3年度問題集掲載の 「情報サービス論」 問題一覧 です ( 解答例では ありません )!

情報資源組織論 レポート

74)。これにより、目録作成の効率化と同時に、複数の図書館の資料を網羅する「総合目録」の作成も可能になる利点がある一方、書誌情報の品質低下や重複が懸念されるため、作業を管理する「書誌ユーティリティ」という組織が必要になる(田窪、pp. 75-76)。米国のOCLCや日本の 国立情報学研究所 等が有名だが、書誌ユーティリティは、目録作成作業だけでなく、生成される総合目録を活用して図書館間相互貸借やレファレンス支援なども実施することができる(二村、p. 64)。 2 日本十進分類法 (NDC)について (1)列挙型分類法 列挙型分類法とは、「すべての主題が分類項目として分類表中に網羅されている」分類法である(二村、p. 52)。列挙型分類法には、主題に該当する分類項目がなくても分類表から主題を選ばなければならないという難点があるため(田窪、p. 112)、あらかじめ用意した特徴を組み合わせて主題を示す「分析合成型分類法」が考案されたが、これは、複雑化した主題を表現することが可能である一方、分類が複雑化し、 排架 が困難になるという欠点もある(二村、p. 52)。 (2)十進記号法 十進記号法は、数字を記号として扱い、主題を数字の桁数で表現するのでわかりやすく、単純明快である(田窪、p. 121)。しかし、9区分と言う制約があるので、9区分を超える場合は関連性の高いものを同一記号にまとめるなど区分数を減らしたり、逆に9区分に満たない場合は、下位区分の主題を上位に昇格させたりする工夫が必要になるが、後者の場合は、十進記号法の階層表現力を崩してしまうことにもなる(田窪、p. 122)。 (3) 日本十進分類法 (NDC) 日本十進分類法 (NDC)は、米国の「デューイ 十進分類 法( DDC)」を基に、カッターの「展開分類法(EC)」に倣って主要な学術・研究領域を設定したもの(二村、pp. 117-118)で、「 十進分類 法」の明快さと、「列挙型分類法」の主題の表現の的確さとを併せ持っている。 NDCでは、「要約表」と呼ばれる「第一区分」(類)、「第二区分」(綱)、「第三区分」(要)と、実際に分類作業に使用する、更に細分化した第四区分以降の「細目表」と言われるものがある(田窪、p. 情報資源組織論 レポート 講評. 119)。 それでも表現しきれない資料の分類には、記号を合成してより適切な分類記号を作り出すための「補助表」が使われ、形式や地理、海洋、言語を表す「一般区分表」と、宗教派閥などを表す「固有補助表」がある(田窪、pp.

!先日受けた図書館史は受かっているといいのだけど。。来月は、午前中に図書館サービス概論、午後に再度情報資源組織を受けようかな。受かっていたら図書館サービスだけの予定だったのだけど。。一方、メディア授業は2つとも8割ほどまで進み、ゴー コメント 2 いいね コメント リブログ 試験 りんごの無印日記 2019年11月10日 22:57 (2019年4月より、司書の資格を取得するため、近畿大学の通信課程で勉強しています)今日は、「情報資源組織論」の試験をWebで受験しました。出たら嫌だなぁ、と思っていたダブリンコアについての問題が出なくて良かったです「情報資源組織論」なのに、この前受講したスクーリングの「情報サービス演習」の目線で解答してしまったような。。。ズレてはいないと思うのですが、先生のジャッジは、いかに?

情報資源組織論 レポート 2020

まぁです。 いつもありがとうございます。 通信で司書資格の勉強をしています。 昨日「情報資源組織論」のレポートを提出しました。 途中、文字数チェックをクリックしたら777が出ました(^. ^) 4月からレポートの設題が変わります。 ただでさえ難しく感じているのに更に難しく…( ゚Д゚) なんとか3月中に出せました。祈、合格。 設題が変わっても「地域の図書館で 現地調査 、もしくはHPより・・・」と いう部分が変わらずあります。 「図書館概論」「図書館サービス概論」「情報資源組織論」は 図書館インタビューや現地調査があるので、情報収集に 何度も足を運ばずに済むように並行して取り組むのが良かったかなと 思っています。 図書館制度・経営論レポート レポートにつきましてはくれぐれも参考として ご覧いただきますよう お願い致します。 行き詰ってしまった時のちょっとしたお役に立てれば うれしいです。 何かあっても責任は負いかねます。よろしくお願いします。 設題 図書館経営の基本思考の4種を挙げ、それぞれについて簡潔にした後 「 図書館の設置及び運営の望ましい基準」の「3. 図書館サービス」に明記されていることを実現するためには、どのような図書館運営が望まれるか。 4つの基本思考に関連させながら、あなた自身の考え方を含め論じてください。 1. 情報資源組織論 レポート. はじめに 図書館経営の基本思考としては 1. 利用者中心思考・2. 建設的発展思考・3. 中道思考・4. 未来思考が挙げられる。 1の利用者中心思考については、利用者の立場から全ての図書館政策を考えるということである。業務に関しても図書館サービスを利用者のニーズに合わせてとらえ、社会的変化に柔軟に適応したサービスを行うものである。 サービス精神の理念を経営者、館員ともに明確に持ち、常にサービス意識の維持・向上を図り更に浸透させることが必要である。レファレンスなどの「専門性」も求められる。 2の建設的発展思考は、変化する社会に合わせて図書館も変化しなければならない、というものである。ランガナタンのいう「図書館学の五法則」の五番目に「図書館は成長する有機体である。」というものがある。 3の中道思考は、図書館政策を行うに当たっては極端に偏った経営政策は望ましくないということである。仕事のバランス、サービスのバランス、資料購入のバランス、あらゆる場面において重要な考え方である。長期にわたり成長し発展していくためには全体のバランスを重視し調和させることが大切である。 4の未来志向はこの変動する社会においてアンテナを高く張り、10年20年先を考え、質の高い情報を収集し経営することである。視点が違えば建物の構造から施設設備なども大きく変わってくる。情報環境の変化や高齢化社会への対応、更には図書館界、出版界、情報産業界の変化も踏まえたマーケティング情報を把握しておくことが必要である。 2.

情報資源組織論の第1回目のレポートです。 教科書や参考文献を頼りに、課題の問いに対する回答を書くだけだったので比較的容易に完成しました。 レポート提出は、5月15日。 レポート返却は、5月21日。 他の科目に比べて早い返却で、驚きました。 評価はAです…

情報資源組織論 レポート 講評

自分の言葉でわかりやすくまとめておられる点が評価できます。 論文の構成を考慮し結論部分を充実させた点も評価できます。 主旨は良いのですが、いくつか改善すべき点があります。以下のコメントを参照してください。 <目録について> キーワード:①MARC、②集中目録作業、③共同目録作業、④総合目録、⑤書誌ユーティリティ 解答のポイント:集中目録作業、共同目録作業に集中して論述する。 コピー・カタロギングの意味にも着目しましょう。 総合目録の意味、そして共同目録作業を行う上での書誌ユーティリティの役割を明確に! 解答のポイント:長所と短所に集中して論述する。 ヒント-①数字(0~9)の与え方、②十進記号法の特徴、③列挙型分類法の特徴、④補助表の役割 列挙型分類法の特徴については、デメリットだけでなくメリットにも着目を! 50行 主題の分類が多い場合 51行 少ない場合にも常に9つの区分に縛られている >> 「十進記号法の問題点」については、テキストp. 情報資源組織論 レポート 2020. 86-87を参照してください。その対応策についてもう少し明確に! <結論部分> 光る解答です。しっかり考察されています。特に、設問Ⅰでは目録作成業務にコンピュータを導入することによる成果を明確にされている点が評価できます。 ps. 不合格レポートが見たいなど要望あれば言ってくださいね~

126-128)。 <おわりに> 2014年に『 日本十進分類法 』新版10版が刊行されたが、それは開架書架が主流である現在において「分類作業が行いやすく、また利用者にもわかりやすい分類表をめざ」しての改訂であった(高橋、p. 11)。また近年、他国では、書誌コン トロール の向上を目的として、図書館目録をLD(Linked Datta)化する動きも盛んである(中井、p. 211)。 近年、図書館資料は形態の多様化、主題の複雑化などから、分類が難しくなっている。集中・共同目録作業によって効率化を図りながら、NDCによって的確な分類作業を図り、LD等で目録をさらに進化させることで、作業者にも利用者にも利便性の高い目録作成が可能になるだろう。 (2099字) <参考資料> 髙橋, 良平. (2015). 「『 日本十進分類法 』新訂10版の概要」. 『カレント アウェアネス 』, (324), CA1850, p. 11-14. 東京: 日本図書館協会. 田窪 直規(Ed. ), 岸田 和明, 時実 象一, 渡邊, 隆弘, 小林 康隆, 山﨑 久道. (2016). 『改訂 情報資源組織論 (現代 図書館情報学 シリーズ9)』. 東京:樹村房. 中井 万知子, 藤倉 恵一, 橋詰 秋子, 福山 樹里, 神崎 正英. 「 日本十進分類法 のLinked Data化: セマンティックWeb への対応を目指して」. 2021年の記事一覧|ふつのみたま. 『情報管理』, 59(4), 209-217. 東京:国立研究開発法人 科学技術振興機構. 二村 健(監修), 榎本 裕希子, 名城 邦孝, 石井 大輔. (2012). 『情報資源組織論 (ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望)』. 東京: 学文社. 【感想など】 1回目は不合格、再提出で合格になりました。 非常に詳しく講評を書いてくださる先生で、「設問1では集中目録作業、共同目録作業それぞれを行うことによる利点や課題、設問2では十進記号法の長所と短所について、結論部分としてもう少し掘り下げた考察があれば、より良いレポートになったと思います」とのこと。 テキストを読んでなんとなくわかったつもりでレポートを書いてテストも受けて合格してしまいましたが、その後に情報資源組織演習を受けたら理解度が段違いに上がりました!なので、まずはレポートを提出するだけして、演習を受けてからこちらのテストにのぞむと学習しやすかっただろうなーと思っています。