『ハッピーエンドが書けるまで』あらすじ・ネタバレ・キャスト紹介【3つの恋愛物語】 - スキーロッジ殺人事件(名探偵コナン) - アニヲタWiki(仮)【8/2更新】 - Atwiki(アットウィキ)

Tue, 30 Jul 2024 05:52:29 +0000

映画『ハッピーエンドが書けるまで』の概要:ジョシュ・ブーン監督が描くラブストーリー。出演はリリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、ジェニファー・コネリー。声のみで作家スティーブン・キングも出演。2012年の米国映画。原題は「STUCK IN LOVE」。 映画『ハッピーエンドが書けるまで』 作品情報 製作年:2012年 上映時間:97分 ジャンル:ラブストーリー、青春 監督:ジョシュ・ブーン キャスト:グレッグ・キニア、ジェニファー・コネリー、リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン etc 映画『ハッピーエンドが書けるまで』をフルで無料視聴できる動画配信一覧 映画『ハッピーエンドが書けるまで』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには 2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。 無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!

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3つの恋愛が織り出す物語『ハッピーエンドが書けるまで』。ここからはそんな本作に出演したキャストと日本語版吹替声優について紹介します。 ■ 恋愛に臆病なサマンサ・ボーゲンズ役は、リリー・コリンズ リリー・コリンズ/『あと1センチの恋』 『ハッピーエンドが書けるまで』にて、サマンサ・ボーゲンズを演じたのはリリー・コリンズです。1989年3月18日生まれ、イギリス出身。子役として活動を開始し、2009年の『しあわせの隠れ場所』にてスクリーンデビュー。その後は『白雪姫と鏡の女王』や『ハリウッド・スキャンダル』などに出演しています。 リリー・コリンズ演じるサマンサ・ボーゲンズは、両親の離婚が原因で"愛"を信じることができなくなっており、一夜限りの関係を繰り返していました。そんな中、誠実なルイス(ローガン・ラーマン)と出会ったことで、サマンサは少しずつ愛を信じられるようになっていくのでした。 ■ サマンサの日本語版吹き替えは、福原綾香 ©サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンH. C. 製作委員会 リリー・コリンズ演じるサマンサの日本語版吹替を担当したのは、福原綾香です。1989年12月31日生まれ、鹿児島県出身です。これまでにはアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」の渋谷凛役や「賭ケグルイ」の五十嵐清華役、「劇場版 トリニティセブン」シリーズのルーグ役などを務めています。 ■ サマンサを想う青年ルイス役には、ローガン・ラーマン ローガン・ラーマン/『フューリー』 (C)Norman Licensing, LLC 2014 『ハッピーエンドが書けるまで』でサマンサを想うルイスを演じたのは、ローガン・ラーマンです。1992年1月19日生まれ、アメリカ出身。4才から子役として活動を開始。2000年には『パトリオット』でスクリーンデビュ―を果たしました。その後「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズや『フューリー』などに出演しています。 第58回ロンドン国際映画祭クロージング『フューリー』ワールドプレミア上映 ローガン・ラーマン演じるルイスは、サマンサと同じ大学に通う学生。サマンサのことを想っており、一夜限りの関係を繰り返すサマンサを心配したりと、誠実な青年です。

ハッピーエンドが書けるまで - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

5. 0 out of 5 stars 食わず嫌いはもったいない! Verified purchase 頑なに約束を守り通すプチストーカーな父親、小説家デビューするも母親を許せず自暴自棄な姉、薬に逃げるも根はピュアな弟の3人家族がそれぞれ不器用ながらも自分と向き合う話。 序盤はコメディタッチ、中盤はラブ・ロマンス、終盤はハートフルな展開で、全体を通して音楽も心地良い。家族愛がテーマだけど重たくない、気軽に観れる良い映画。 17 people found this helpful レイ Reviewed in Japan on December 26, 2018 5.

ハッピーエンドが書けるまで : 作品情報 - 映画.Com

0 out of 5 stars テンポの良い作品 Verified purchase アメリカらしい軽妙な良作。 脚本が洗練されているし、役者たちがまた良い。 リリー・コリンズはいかにもアメリカらしいそれでいて知的な女子大生役が可愛いし、ジェニファー・コネリーの少し神経質な雰囲気が役にピッッタリだった。弟役のナット・ウルフもみずみずしくてやはり良かった。 劇中でスティーヴン・キングの作品がよく出てきて、久しぶりに読み直したくなった。 16 people found this helpful 5.

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"と約束したのだと言う。だから、もう3年も待っているのだと。 その後、ルイスから母親が亡くなったという知らせを受けた。サマンサは、悲しみにうちひしがれるルイスをそばで支えるのだった。 ある日、恋人ケイトの薬物中毒の件で落ち込むラスティのもとへ、作家スティーブン・キング(本人)から電話がきた。 姉サマンサの紹介で、ラスティの小説を読んだのだと言う。ラスティの才能認め、素晴らしいと称賛するのだった。また、彼は父親ビルの書いた小説「スーツモンキー」についても誉めるのだった。 感謝祭の日。父親ビル、弟ラスティ、サマンサとルイスが食卓を囲んでいると、そこへ母親エリカが現れた。 "まだ私の居場所があるなら、戻りたい・・。"と言う。 こうして、家族は、母親エリカを加え、再出発したのだった。 映画『ハッピーエンドが書けるまで』 感想・評価・レビュー(ネタバレ) 映画『ハッピーエンドが書けるまで』について、 感想 ・レビュー・解説・考察です。※ ネタバレ 含む 文学が癒す、家族の絆と愛!

"と言う。 一方、父親は離婚した前妻エリカを忘れることができないでいた。時にストーカーのように再婚したエリカの住居へ行き、その生活を覗き見することがやめられない。 それをサマンサも気づいていて、父親に行為をやめるよう叱った。 映画『ハッピーエンドが書けるまで』 結末・ラスト(ネタバレ) "彼女を見ると心が痛んだ・・鼻血が出ていた。"と日記に書くラスティは、同じクラスのケイト(リアナ・リベラト)に片思いをしていた。 彼女が時々、鼻血を出すことが気になっていたが、友人のパーティで彼女が薬物中毒に苦しんでいるのを知った。 ラスティはケイトが彼氏から殴られているところを救いだし、自宅に連れてゆく。 自宅で、足を怪我したケイトといるところを帰宅した父親に見つかってしまう。 だが、温厚な父親はケイトを歓迎し、"君を気に入っているよ。"と息子の想いを後押しするのだった。 ケイトは、ラスティが感謝祭の時に呼んだ詩を気に入っていた。その詩に出てくる"天使"について聞く。"天使って私のこと? "と。そして2人はキスをするのだった。 一方、サマンサは相変わらず、一夜限りの相手しか求めていなかった。 そんなサマンサを見て、大学のクラスメイトのルイス(ローガン・ラーマン)は、そんな奴と関係を持ってはダメだと忠告。"君と友達になりたいんだ! "と。 ルイスは草食系男子で、本の趣味も大きく違っていたが、サマンサは彼の誠実さに惹かれてゆく。 クリスマスの日。ルイスの家を訪ねたサマンサは、ルイスが脳腫瘍を患う母親に「不思議の国のアリス」を読み聞かせしているのを見た。 ルイスに"休みの日にデートしてくれたら、ストーカー行為を許すよ"と言われたサマンサは了承し、新作「ピンクの下」を彼に渡した。 デートを重ねる2人。小説の感想を聞くと、"皮肉屋だと知っていたけど、どこまで本当なのかい? "と言われてしまう。内容は性的表現が過激なのだ。 子供達の交際は順調だったが、前妻エリカのことが忘れられないビルは、新しい彼女を見つけるべく活動を始めた。そして、デートをするのだが、やはり前妻へのストーカー癖は治らないようだ。 サマンサの出版記念パーティが行われた。父親ビル、母親エリカ、弟ラスティに加えて招待されたのは、サマンサの彼氏ルイスとラスティの彼女ケイト。 サマンサとの確執に悩む、母親エリカは勇気をだして娘と話す。まだぎこちない2人だったが、少しずつ分かり合えるようになるだろう。 そんな中、ラスティの恋人ケイトは会場の外で酒とドラッグを過剰摂取してしまい、命の危険にさらされてしまう。ラスティは、ひどい状態のケイトを見て泣いてしまう。 数か月後。家族で避暑地を訪れたサマンサは、父親から母親との真実を聞いた。 父親が浮気をした時、母親と"もし、私が過ちを犯したら待っていてくれる?

声でキング本人が出演したほか、ジョシュ・ブーン監督の次回作はスティーブン・キング原作を映画化するらしい。 監督の趣味が濃い内容だが、本作にでてくる本もぜひ読んでおきたいものばかりです。 スティーブン・キングの「IT」や「不思議の国のアリス」など、有名な本を読むだけでも世界が広がりますよ。 恋愛に悩んでいる全ての人におすすめの映画です!

『なあ、ゴブリンって、成長が早いのか?』 「うん。10日くらいで、大人になるらしい」 『まじで昆虫並みだな。だとすると、ヤバいんじゃないか?』 ホブゴブリンの大繁殖の可能性有りか。 『冒険者ギルドに報告に戻った方がいいな。俺たちだけで狩りたいところだが、放っておいたら大きな被害ができるかもしれん』 とりあえず、ホブゴブリンの死体だけ回収しようとしたのだが――。 『フラン!』 俺は突進するような速度で、フランに向かって飛びついた。フランは慌てず、俺の柄をガシッと掴む。 「あそこだ!」 「おい、これ全部ゴブリンか?」 「なんだこの惨状は……!」 『手間が省けたな』 冒険者たちのようだった。数時間前に助けた、駆け出したちの姿もある。彼らがゴブリンについての報告を行い、人員が派遣されてきたのだろう。 危ない危ない。もう少しで、勝手に動いている場面を見られるところだった。 「お嬢ちゃん! 転生したら剣でした - 29 ゴブリンから得たもの. 大丈夫か!」 「怪我は?」 「大丈夫」 「これは……全部お嬢ちゃんが?」 フランが頷くと、10人の冒険者たちは、一様に驚きの表情を浮かべる。 「この数を……1人で、だと?」 「それが本当なら、ランクE……。いや、狭い巣穴ではなく、大軍を1度に相手にするのは、ランクD冒険者並。いや、それ以上だぞ」 「え! ランクD?」 「まじで?」 なんか勝手に盛り上がっているな。確か、冒険者のランクは、モンスターの脅威度に合わせて決められるんだったか? 同じランクの魔獣を、十分に準備した上でパーティを組んで相手にして、死なないで対処できるレベル。それと、1つ下のランクの魔獣だったら、単独で相手にできるレベル、だったかな。 つまり、ランクEの冒険者なら、同ランクの冒険者4~6人でパーティを組んで、脅威度Eの魔獣1匹を狩れるレベルだ。そして、ランクFの魔獣なら、1人で討伐できなくてはいけない。 『え~と、ゴブリンは1匹でG、10匹でF、100匹でEだよな』 1人で100匹のゴブリンを倒したフランは、低く見積もってもランクDの実力があるってことか。しかも、今回は、100匹超えで、上位種を多数含む上、相手に有利な森林で同時に相手にした。それが、冒険者からの評価をやや上げているらしい。 リーダーらしきドワーフの男性が、仲間に説明してやっている。うんうん。フランが褒められてるのを聞くのは気持ちがいいな。もっと褒めていいんだぞ?

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第20弾カードパック「 暗黒のウェルサ 」にて登場したブロンズのニュートラル・フォロワー。 バフとスタッツを合わせで合計2/1/6というかなりえげつないバリューを持っており、4・6コストで更に横並べも可能。 強い(確信) かなり場持ちのいいフォロワーであるものの、3点以上のAOEには弱く盤面にも干渉しづらいのが難点。 バフするという性質上SOR組とのシナジーも見込めるので合わせて使う事も可能ではある。 構築ではラストワードの発動回数が重要なラストワードネクロで使われている。攻撃力不足は気になるが、エンハンスで柔軟に扱える上、手札一枚から最大三体のラストワード持ちが出てくるため、 人外魔境・クリストフ や 魂の一刀 の補助に役立ってくれる。

今回のキャラはおっぱいが大きいのに加え、ウブな感じがビンビンに漂ってくるキャラなので、今作のコンセプト的には非常に相性のいいキャラですね!! (鬼畜) 1人 が役に立ったと答えています [ 報告する] パッチ第5弾 2021年01月23日 カブトムシ さん 人気レビュアー:Best600 ゴブリンの巣穴のアップグレードパッチ第5弾です。 今回も2キャラの追加でボイスもついています。 追加キャラは一人は前半、もう一人は中盤に出現しますが中盤にでるヒロインはそこそこ強いので注意してください。 ヒロインが2人とも巨乳でうぶで、うぶなキャラが調教されるのが好きな人はおススメです。 エンディングも1つ追加されています。 本体を持っている人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。 第5弾パッチ 2021年01月05日 駆逐時雨 さん 正直もうないと思ってましたが、第5弾の追加パッチです。 ジュース一本買うのと変わらないのもいつも通りでいいポイントです。 今回の追加ヒロインの特徴はとにかくおっぱいが大きいです。 もう一度いいますがおっぱいが大きいです。 既に殆どのプレイヤーにとっては簡単に出会うことが出来る上、リソースもあることから簡単にCG回収ができるのでとりあえす買いましょう。 関連まとめ記事 この作品のまとめ記事を投稿しよう! 書き方や詳細については まとめの作り方 をご覧ください。 開催中の企画・キャンペーン {{ real_price | number_format}} {{ ice_str}} / {{ icial_price_str || ice_str}} [] {{ real_point | number_format}} pt ({{ $t('', [real_point_rate])}}) pt 会員登録でクーポンを複数プレゼント! 一番お得なクーポン利用価格 {{ ( - bestCouponDiscount). toLocaleString()}} 円 {{ ( - bestUserCouponDiscount). アーマーゴブリン - おんJシャドバ部. toLocaleString()}} 円 対象クーポン ポイント 10 pt (10%還元) {{ (oduct_point || fault_point) | number_format}} pt 購入特典 {{}} {{ gift. distribute_end_str}}まで配布中 {{ upon_name}} {{ coupon.

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ボスは咆哮した! 蹂躙を開始する時間だった。 しかし、気になる事がある。 数日前、斥候に出した同胞が気になる情報を持ち帰っていた。 異様な妖気を漂わせた、小さな魔物がいたというのだ。 その魔物の妖気は、ボスである自分を上回っていた・・・と。 そんなハズはない。 ボスは相手にしなかった。 この森には、そんな脅威など感じ取れない。出会う魔物は皆弱かった。 森の中程である現在地まで、抵抗らしき抵抗は受けていない。 一度、ゴブリン十数匹に何体か同胞が殺されたが、それだけである。 高ぶって、勘違いしたのだろう。 そう考え、ボスは視線を前方へと向けた。 前方に、村が見えてきた。 斥候の報告通りの場所にある。 傷付いたゴブリンの後を付けさせ、場所を特定した。この村の戦力は、今は大した事がない。 ボスは狡猾だった。油断はしない。 しかし、見慣れぬモノが、村を覆っていた。 人間の村にあるような・・・それは、柵だった。 村の家々が取り壊され、村を覆う柵が作られている。 そして、前方に開口部。そこに一匹のスライムがいた。 小賢しい。 ボスはそう嗤う。 一ヶ所だけ隙間を造り、大勢で攻め込まれるのを防ぐつもりか! と。 所詮はゴミのような魔物の浅知恵。 あの様な柵など、我らの爪や牙の前には何の役にも立たぬというのに! 我らの力を見せつけてやろう! そう思い、命令を下す。 十数匹の牙狼が、自らの手足の如く柵へと攻撃を開始した。 牙狼族は、群れで一体の魔物となる。 その真価を発揮した、一糸乱れぬ攻撃であった。 それは"思念伝達"による連帯行動。言葉で出すよりも素早く、連携が可能なのである。 最初の一撃で柵は壊されるハズだった。 ゴブリン達が自らの企みを砕かれて狼狽える様を想像していたボスは、咄嗟に驚きの声を上げた。 柵に攻撃を仕掛けた部隊が跳ね返されたのだ! 中には、血飛沫を上げて地面に転がる者もいた。 どういう事だ? ボスは慌てず、様子を伺う。 開口部のスライムは動いていない。 奴が、何かしたのではないのか? ゴブリンの巣穴 patch.5 雌堕アップグレードデータ [ぺぺろんちーの] | DLsite 同人 - R18. その時、配下の一匹が傍に寄り、 (あの者です! オヤジ殿より強大な妖気を発していたのは!) と告げた。 馬鹿な! そう思い、スライムを見る。 平原にたまに生まれる事もある、小さな魔物。 魔物と呼ぶのもおこがましい、卑小な存在である。 それが自分をも超える妖気を持つなど・・・有り得ぬ!

ボスは、その鋭い血色の瞳を森へと向ける。 あの忌々しい、邪竜の気配はない。 今ならば、森の魔物を狩り尽くし、森の覇者となる事も不可能ではない! ボスはそう思い、舌なめずりをした。 そして、進撃の合図である遠吠えを行う! さて、守護者となったからには何かしたほうがいいだろうか。 自分的には、用心棒という認識なのだが、村長の扱いが大げさなのだ。 ともかく、戦えるというゴブリンを集めて貰った。 ・・・見るからに、皆ボロボロである。 戦力としては、期待出来そうもない。 しかし、残りのゴブリンが遠巻きにこちらを窺っているのだが、子供や老人しか残っていない様子。 他のゴブリンからの増援はない。 この状況、村長からしたら発狂ものの怖さであったろう。 逃げても、食物すらない状況では飢えて死ぬだけなのだから・・・。 そして、集められたゴブリン達は、信仰に近い眼差しで俺を見つめてくる。 これは重い。 プレッシャーなぞ感じる事もなく気楽に生きて来た俺にとって、この視線はとてつもない重圧だった。 「皆、状況は分かっているか?」 ギャグを言う雰囲気でもなく、気の利いた言葉も浮かばなかったので、真面目に質問した。 「はい! 我々の生きるか死ぬかの戦いになる! と覚悟は出来ております!」 ゴブリンリーダーが即答した。 周囲に集められたゴブリン達も、気持ちは同じようである。 震えている者もいるのだが、それはしょうがないだろう。心と身体は別なのだ。 「気負う事はない、気楽にな。気負ったところで、負ける時は負けるのだ。最善を尽くす、その事だけを考えろ!」 ちょっと格好いい事を言ってみた。 俺の気持ちが楽になった。案外、効果あるのかもしれない。 それでは、始めるとするか・・・。 失敗したら、ゴブリンの命運は尽きるかもしれない。 それでも、俺は我が道を往く。 傲岸不遜に行く! と決めたのだから。 よし! 俺は、気合を入れるとゴブリンに最初の命令を下す。 この後、何度も行う事になる命令。 その最初の言葉が、この時発せられたのだ! 夜になった。 牙狼族のボスは、目を開く。 今宵は満月。戦いにはおあつらえ向きだ。 ゆっくりと身を起こすと、周囲を睥睨する。 同胞である牙狼達は、そんなボスの様子を息を潜めて窺っている。 いい緊張具合だ。 今夜、あのゴブリンの村を滅ぼし、このジュラの森への足がかりを作ろう。 その後、ゆっくりと周囲の魔物達を狩り、この森の支配者となるのだ。 ゆくゆくは、更なる力を求めて南への侵攻も視野に入れている。 自分達には、それを可能とする力がある。 自分達の爪はいかなる魔物であれ引き裂くし、その牙は、いかなる装甲をも喰い破るのだから。 ウォーーーーーーーーーーーン!!!

転生したら剣でした - 29 ゴブリンから得たもの

その時、 「よーし! そこで止まれ。このまま引き返すなら何もしない。さっさと立ち去れ!! !」 と、スライムが語りかけてきた。 牙狼族のボスは、狡猾で老獪な魔物であった。 長年生き抜いた経験を元に、油断する事なく作戦を立てる。 そして、冷静に実行する胆力を持っていた。 その長年の経験が、その魔物の情報を、自分よりも強者かも知れないという可能性を否定する。 ボスは、この時初めて、致命的な間違いを犯したのだ。 そしてその間違いが、自らの運命を決定づけた。 ウゥル!!! ガルゥウウウウゥ!!! (小賢しい!!! 捻り潰してやる!!!) 開戦である。 ああびっくりした。 いきなり飛び掛って来るとは思わなかった。 話し合いから入る予定だったのに、考えていたセリフが全部すっ飛んでしまった。 本番前の練習は無駄になってしまったようだ。 作業の合間を縫って、練習したというのに…。 俺が最初にした命令は、負傷者の元へ案内させる事だった。 60匹に十数匹の生き残りを加えたところで、作業効率はそんなに変わらない。 しかし、せっかく慕ってくれるというのなら、出来る事はしてやろうと思った。 不潔そうな大き目の建物に、一纏めにされて横たえられていた。 その負傷者を見て思う。 薬草らしきもので一応の治療はしているようだったが…、このまま放置していると死ぬだろう。 思ったよりも傷は深い。爪や牙で引き裂かれたのか、大きく裂けて膿んでいた。 こうなれば大奮発だ。 俺は、手前の一匹を捕食した。そして、体内で回復薬をぶっ掛けてから吐き出す。 村長が何か言いかけていたが無視し、片っ端から負傷者を飲み込み、吐き出していった。 何匹かの治療を終えて振り向いて見ると… 何故か、ゴブリン達が平伏してこちらを覗っていた。 何やってるんだ、こいつら? どうやら、こいつらは俺が蘇生の力で回復させたのだと勘違いしてしまったらしい。 面倒だったので、ペッと回復薬を数個吐き出し、残りの負傷者の傷を癒させた。 これは、回復に時間がかかりそうだった。 出来るだけの治療を終えるとゴブリンに、新たな指令を下す。 次に行ったのが、柵の設置である。 木を切ってきて作るのがいいのだろうけど、そんな時間も余裕もない。 あるもので作るしかないのだ。 躊躇わず、家を壊させ、その素材を流用し柵を設置していく。 この際、村の外周を全て覆うように円を描いて設置させた。 その作業の合間に、ゴブリンの中でも目端の利く弓を装備した者を斥候に出した。 相手が狼なら、鼻が効く。無理をしないように言い含めて彼らを送り出した。 決死の目をしているのが気になるところだが…この命に代えても!

と言い出しそうな雰囲気を出していた。 大げさな奴らである。 俺が村に訪れた翌日の夕方、柵が出来上がった。 俺は仕上げを行う。 そう、蜘蛛の糸で柵の固定を行い、強度を増したのだ。 ついでに、所々に『鋼糸』によるトラップを仕掛けるのも忘れない。 何も知らずに柵に触れると、スパッ! とその身を切り刻まれる事になる。 この戦いが終わったら、回収を忘れずに行わなければならないだろう。 柵は正面に開口部を設けた。 ここに、『粘糸』を張り巡らしたら準備完了である。 斥候が帰ってくるのを待つ。 その頃には、負傷していたゴブリンが回復し、目覚め始めた。 我が身を触り、不思議そうに具合を確かめている。 どうやら、回復薬の効き目はかなりのものであったようだ。 負傷具合から何度も回復薬の投与が必要だと思ったのだが…。 思った以上に効き目が高い。嬉しい誤算であった。 俺たちは、村であった場所の中心に廃材の残りを集め、火を付けた。 キャンプファイヤーのようだが、浮かれていていい場面ではない。 夜通し警戒に当たる必要がある。 俺に睡眠は不要だから、俺が見張ると言ったのだが、 「とんでもない!!! リムル様にそのような事をさせる訳にはまいりませぬ。」 「その通りです! 我々で見張りは行います。リムル様はお休みください!」 そうです! その通り!!! 的な周囲の反応。 気持ちは嬉しいが、こいつらのほうがよっぽど疲れてるだろうに…。 仕方がないので、ローテーションを組んで見張り番以外を休ませた。 真夜中になる手前頃、斥候が帰って来た。 牙狼族が移動を開始した、との事。 傷を負っていたが、全員生きて帰って来た。 不細工で小汚いモンスター。 そう思っていたが、この二日で情が沸いた。 願わくば、誰一人欠ける事なく戦いを終わらせたいものだ。 そう思いながら、仕上げの『粘糸』を、開口部に設置した。 牙狼族の攻撃により、戦端が開かれた。 柵の強度に不安はあったが、牙狼の攻撃程度では壊される事は無かった。 上手くトラップも効果を発揮している様子である。 一安心だ。 一応、 と、声をかけてみた。 あっさりと無視される。 牙狼が一斉に動き出し、四方八方から柵へと攻撃を始めたのだ。 仕方ない。計画通り進めばいいが。 こうなる事を予想し、柵には小さな隙間が設置してある。 矢狭間だ。 その隙間から、下手糞ながらもゴブリン達が弓を射る。 何匹かの牙狼が矢を受けて、悲鳴を上げた。 矢狭間をこじ開けようと仕掛けた部隊もいたが、 ザス!