認知 症 トイレ を 汚す

Tue, 30 Jul 2024 11:29:00 +0000

トイレのこと わかりやすさ 自尊心の尊重 自分でできる 立位での排尿が習慣だった男性。立位では便器に届かず、下衣と床を汚してしまいます。 便座に座っての排尿を提案しましたが誘導が無い時は習慣的に立位のままでした。 そこで自宅のトイレ床に足型を掲示し、足型の位置の確認と声掛けを繰り返し実施したところ、一人でも下衣や床を汚してしまう頻度が激減しました。 ポイント 実際の距離感とご自身の認識にずれがある場合、本人がわかる方法でアプローチしてみましょう。 また、汚すから…といって、「座って排泄」する習慣に変えることは認知症のあるなしにかかわらず難しい場合があります。

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怒りと悲しみが交錯する長女 Aさん(87)は80歳の時の夏に軽い脳梗塞(こうそく)を発症し、身体的に目立った後遺症は残らなかったものの、物の名前を思い出せない、注意力が散漫になるなどの軽い認知機能障害が見られるようになりました。 子どもが独立してからはずっと妻と2人暮らしでしたが、5年前に妻を亡くしてからは1人暮らし。しかしそれ以降、次第にご飯を食べたことを忘れる、会ったことがある人に「初めまして」とあいさつすることが増えました。そこで検査をしたところ、アルツハイマー型認知症と診断されました 週3回は実家に帰って介護をしていた長女は、父親の年齢を考えれば認知症の症状があることは仕方ないとは思うものの、「うちの父がなぜこんなことに? 」という悲しみと、「どうしてこんなこともできないの!? 」という怒りに毎回悩まされたと言います。

認知症と一口に言っても縁遠いものでもなんでもなく、むしろ生活に身近なものである と感じていただけたのではないでしょうか? さらには、私たち自身も認知症になる可能性が思ったよりも高く、ならばなったときにも 生活しやすい環境をいまから作っていくことができたら、その時が来た時にも生きやすくなるのではないでしょうか? さいごにひとつだけお伝えして締めくくりとさせていただきます。 「認知症」はその人の《全部》ではなく、 あくまでも《一部》に過ぎません。 しかし、 「病名」がついた時点で、無意識にいわばレッテルを貼ってしまうことがあります 。 《病名》が先、ではなく《その人自身》が先。 そのように接していただけることが 「生きやすい社会創り」につながっていく のではないでしょうか?