一級 建築 施工 管理 実地
工事概要にあげた工事にかかわらず,あなたの今日までの工事経験に照らして,品質を確保したうえで行う施工の合理化の方法であって, 建設資材廃棄物の発生抑制 に効果があると考えられるものについて, 次の①から②を具体的に記述しなさい。 ただし,1. の②から④と同じ内容の記述は不可とする。 ① 施工方法 ② そう考える理由 記述例 ① 事務所ビルの壁の間仕切りを軽量鉄骨+プラスターボードの塗装仕上げを、既製品の金属パーティションに変更して施工する。 ② 工場で塗装された仕上げは高品質であると同時に、天井高さに応じたパーティションを設置するので、軽量鉄骨+プラスターボードよりも現場での加工やカットが大幅に削減され、現場での金属、ボードがらなどの発生抑制につながるため。 問題2 仮設計画・安全管理 問題2. 建築工事における次の 1. から 3. の仮設物について,設置計画の作成に当たり留意又は検討すべき事項をそれぞれ 2つ具体的に記述しなさい。 ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,申請手続,届出及び運用管理に関する記述は除くものとする。 また,使用資機材に不良品はないものとする。 1. つり足場 解答例 (1)つり足場の作業床は、幅を40センチメートル以上とし、工具や材料の落下を防ぐために隙間がないように留意する。 (2)つり鎖は、伸びが製造時の5パーセント以下のものとし、リンクの断面の減少が10%以下のもので亀裂がないものとする。 2. 起伏式 (ジブ) タワークレーン 解答例 (1)クレーンは、揚重物の質量、取り込み・取付け位置とクレーンの吊り上げ能力等を考慮し,無理のない適切な機種を選定する。 (2)クレーンの各部が建物に干渉しないように留意し、また、 旋回時に旋回体およびジブが敷地外に出ないように計画する. 3. 仮設ゴンドラ 解答例 (1)仮設ゴンドラの吊りもとは建物の躯体に固定されているものか、また亀裂や腐食、面ずれのないものとする。 (2)仮設ゴンドラの機種の選定については、建物の大きさや形状、実施する工事や作業内容に合致した物を選定する。 問題3 躯体工事 問題3. 次の 1. 【令和2年度2020】一級建築施工管理技士の実地試験の解答速報や総評まとめ | ノマド建築士. から 4. の問いに答えなさい。 ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,作業環境 (気象条件等),材料の品質,材料の調合,材料の保管及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。 1.
【令和2年度2020】一級建築施工管理技士の実地試験の解答速報や総評まとめ | ノマド建築士
既製コンクリート杭の埋込み工法における,支持力を確保するための施工管理上の 確認方法を 2つ 具体的に記述しなさい。 解答例 (1)試験杭により掘削試験を行い、支持地盤の確認,掘削深さ,セメントミルク量,施工時間等の管理基準値を定める。 (2)支持地盤に達したら根固め液の注入し,孔壁を傷めないようにして杭を建て込む。またドロップ ハンマーにより打撃して支持力を確保する。 2. 鉄筋工事における,バーサポート又はスペーサーを設置する際の施工上の 留意事項を 2つ 具体的に記述しなさい。 解答例 (1)スラブ筋のスペーサー又はバーサポートについては、原則として鋼製又はコンクリート製のものを使用する。 (2)梁に利用するスペーサーの間隔は 1. 5 m程度とし、端部は 1. 5 m以内に配置する。 3. コンクリート工事の打込み時における,コールドジョイントの発生を防止するための施工上の 留意事項を 2つ 具体的に記述しなさい。 解答例 (1)コンクリートの打ち重ねの時間は、外気温が 25 ℃未満では150 分、25 ℃以上の場合は 120分以内とする。 (2)打ち継ぎ部を施工する際は、高周波振動機を用いて、下層のコンクリートに直角に挿入する。 4. 鉄筋工事の耐火被覆における,吹付けロックウール (乾式又は半乾式) 工法の施工上の 留意事項を 2つ 具体的に記述しなさい。 解答例 (1)施工時に材料等が周囲に飛散するのを防止し,また風雨を避けるためにシート等で必要に 応じて作業区画ごとに周囲を養生する.(2)所定の吹付け厚さを確保するため,厚さ測定器で厚さを確認しながら作業する. 吹付け施工後,厚さ確認ピンを各箇所に1本植込む。 前半終了 次回は、 関連記事 前回に続いて、今回は2. 平成29年(2017年)1級建築施工管理技術検定試験 実地試験問題と解答例(問題4〜問題6) です。2017年過去問の後半です。問題4 仕上げ工事問題4. から 8. の各[…] に続きます。 建築施工管理技士の技術検定・実地試験の出題はある程度傾向と対策が明確になっています。その対策に重点をおいて勉強を進めていきましょう。 関連記事 2020年度(実施されるのは2021年)の1級建築施工管理技士の実地試験は終了しました。資格取得や受験などの勉強で、合格するための鉄則として『出題内容の傾向と対策』を把握して、そこにある程度注力しながら知識を習得しておくことはとても[…]