北 網 圏 北見 文化 センター

Tue, 30 Jul 2024 02:06:47 +0000
道内各地に残る屯田兵屋。オホーツク地域では三か所の資料館に復元保存されている。 北海道開拓の歴史遺産である屯田兵屋は、現在も道内各地に残っているが、それらを含めて「屯田兵村と兵屋」として北海道遺産に登録されている。 屯田兵屋とは、屯田兵が入地する際、各戸に給与された家屋のことで、標準とされた構造は、木造平屋、板張りに柾葺きで、面積は一七坪五合(約五八平方メートル)。間取りは、土間に、炉を囲んだ六畳の板の間、六畳と四畳半の畳の間で構成され、流し、便所、押入が配置されていた。 一八七五(明治八)年、札幌琴似に二〇〇戸が作られたのが最初で、北海道全体では屯田兵制度が廃止された一九〇四(明治三七)年までに、三七兵村、七三三七戸が作られたとされる。 オホーツク地域には、北見・ 端野 ・ 湧別 の資料館に屯田兵屋が保存されている。 北見の北網圏北見文化センターに保存されているものは、一八九七(明治三〇)年に建てられた橘家(第三中隊二区)と寺西家(第二中隊四区)を解体し、その部材を合体させて復元したものだ。
  1. 北網圏北見文化センター 館長

北網圏北見文化センター 館長

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