司法試験予備試験の仕組み、メリット、合格する勉強法とは? - 司法試験 予備試験対策のスマホ通信講座

Tue, 30 Jul 2024 04:36:22 +0000
「試験委員へのラブレターって聞いたことがあるけれど、受験生はどんな答案を書けば評価されるの?」 「論文式答案の採点基準ってどうなってるの?」 このような疑問を感じたことがある方は少なくないのではないでしょうか?なかなか点数が伸びなくて悩んでいる受験生にとっては悩みの種ですよね。 予備試験の論文式問題については、司法試験予備試験考査委員会が 採点方針の概要 を公開しています。概要によれば、予備試験論文式の答案は内容に応じて 「優秀」「良好」「一応の水準」「不良」 の4つに分類されてます。 それぞれ「何点を配点するか」「全体の答案数のうちどのくらいの割合とするか」について、あらかじめ決められています。 以下は、採点方針になりますのでご参考になさってくださいね。 配点 割合 優秀 50〜38点 5%程度 良好 37〜29点 25%程度 一応の水準 28〜21点 40%程度 不良 20〜0点 30%程度 論文式試験に合格するためには、 500点満点のうち50%程度を取れればOK というのが、ここ数年の傾向です。 つまり、 必ずしも優秀答案、良好答案を書かなければ不合格になってしまうということではありません。 すべての科目で「一応の水準」の上位50%程度の答案が書ければ、全体の上位50%に滑り込むことが可能となります。 50%と聞くと少し油断してしまいそうなので、ここは少し注意が必要です! なぜなら、「1科目でも不良答案があると、ただちに全体の50%未満に陥落する」というリスクがありますので心に留めておいてくださいね。 これらを踏まえた上で、ベストな対策を立てていかなければなりません。いったいどのような対策を立てるべきなのでしょうか? 『一応の水準の上位20%ほど=全体の38%以内に評価されるような答案をかけるレベル』 自分自身をこのレベルまで引き上げていかなくてはなりません。 全体の38%以内に評価される答案とは、配点でいうと 26. 5点以上 の答案になります。 5 予備試験 論文式試験に合格するための勉強法は? 司法試験予備試験 勉強法 独学. それでは、予備試験の論文式試験に合格するためにはいったいどのように対策すれば良いのでしょうか? 予備試験の論文式対策は「受験生の数だけある」といっても過言ではありません。 この記事では、学習の初期段階で効率的に"スタートダッシュ"をきるための『最低限やっておくべきこと』を合格へのコツとして4つご紹介しますのでご参考になさってくださいね。 合格へのコツ1|"合格"から逆算した学習スケジューリングが功を奏す!

予備試験に合格するためには、 勉強のスケジューリングがとても大切 です。ただ何となく毎日勉強していてはあまり効果的とはいえません。個々の置かれている環境は十人十色ですので、 自分に合った無理のないスケジューリング をすることをおすすめします。 その際は、必ず "合格"から逆算したスケジュールを立てていくこと を忘れないでくださいね! 10科目分の試験範囲を試験日から逆算して割り振ります。1日当たりどのくらいの分量をこなさなければならないのか明確にしていきましょう。 スケジューリングを間違えてしまうと、試験日ギリギリになってもインプットが終わらないなどという最悪の事態を招きかねません。特に、初学者の方は短答式試験対策と論文式試験対策の比重やインプットとアウトプットの比重に悩まれることが多いです。 また、それらを自力で対策することは、調べるだけでもかなりの時間がかかり、スケジューリングについてだけでも相当悩まれることになってしまい兼ねません。 これでは、本末転倒です。 短期合格 を目指すのであれば、経済的な事情もあるでしょうが、可能であれば予備校を利用して 予備試験合格のため に研究し尽くされたカリキュラムとスケジュールで試験対策をすることをおすすめします! 合格へのコツ2|論文答案をとにかくたくさん書く! ① 解答例は見ずにまずは自力で答案構成をする ② 基本書(テキスト)は見ながらでもOK ③ 自力の答案と解答例を見比べて"ズレ"を確認し修正(復習)する 論文式試験の合格への近道は、実際に答案を書くことです! これ以上の効果的な学習方法は無いと言っても過言ではないほど「答案を書くこと」は大切な勉強法です。 とはいえ・・・なかなか辛い作業ですよね。 1問解くのに(書き上げるのに)時間もかなりかかりますし・・・。 1問解くのに、おそらく2~3時間はかかるのではないかと思います。社会人受験生の方や勉強時間があまり取れない方は、 『答案構成作成➡︎論文書き上げる』というフルパッケージではなくても構いませんので、答案構成を具体的に仕上げる作業だけでも一定の効果は得られるかと思います。 答案構成とは、論文式試験において自分の論証展開を効率良く答案に落とし込むために必要なプロセスです。あくまでもメモ書き程度のものですので、自分にさえわかれば良く字の丁寧さが求められるような性質のものではありません。答案構成が的確にできていれば、論点の拾い漏れなども回避できますし、時短にも繋がりますよね。 この時、心がけておいていただきたいことは、 「本番同様に答案構成を書いてみる」 ということです。 仕事のない週末などを利用して、時間に余裕のある日は答案構成だけではなく、フルパッケージで答案を最後まで書き上げる経験を積むことをおすすめします!

受験生がしてはいけない3つのこと ①勉強の方向性を間違える②スキマ時間を無駄にする③勉強のツールを広げ過ぎる