洋食と和食の違いについて

Tue, 30 Jul 2024 09:33:44 +0000

和食と洋食の違いとは? ■関連研究 高脂肪食誘導性のインスリン抵抗性に対する代償性膵β細胞過形成の分子メカニズムの解析 ■地中海ダイエットについては、以下のページも参照してください 地中海式食事法 ■関連ニュース ○西欧型食事スタイルは、世界中で心臓発作のリスクを増大させている ○アジア系女性は西洋型食生活で乳がんリスクが高まる 日本の伝統的な食事である和食と、明治になって欧米から輸入された洋食。現在では朝食にパンを食べ、お昼はスパゲッティ、夜はステーキという人も多いのでは? でも実は生活習慣病の中には、こういう西洋風の食生活が原因になっていると思われるものもあるんです。では、どうして洋食が病気の原因になるのでしょうか? 「和食好きな人」と「洋食好きな人」はどっちが味覚が良い?~うま味と和食の関係~ | 味覚ステーション. 和食ならいいのでしょうか? 【質問】 和食と洋食を比較した栄養価の違いはどのような点ですか? 【解答】 昔のいわゆる伝統的な日本人の食事は炭水化物(お米)が中心で、それに梅干、味噌汁など塩分の高いものをつけ合わせることから胃に負担がかかり胃がんになる人が多かったのですが、最近(この30? 40年くらい)は栄養バランスが改善され、世界で一番の長寿国になっています。それに比べて洋食は脂質(中でも飽和脂肪酸)が多く、また蛋白質も多いので心疾患や糖尿病などにかかる人が多いのです。(これは最近の日本でも問題になってきています)【FH】 【質問】 外国人と日本人の体格の違いは栄養のせいですか? 【解答】 日本人の体格が西洋人に比べて小さめなのは遺伝的なもので、アメリカに移民した日本人の子孫(3世や4世)の生活環境(栄養)はほとんど白人と同じはずですが、決して白人と同じ体格にならないことからもわかります。けれども、同じ日本に住んでいる日本人でも最近は昔に比べて身長が伸び、これは明らかに遺伝ではなくて食生活の変化のためでしょう。アメリカ在住の日本人に体格の良い人が多いのも彼らの食生活が日本でのそれとは違うからだと考えられます。結局体格の違いの原因は遺伝と環境(栄養)を合わせたものということができます。【FH】 【質問】 洋食は油脂類が多いといわれますが、栄養のバランス(蛋白質、炭水化物、ビタミン類など)は大丈夫ですか? 【解答】 伝統的な懐石料理などの和食は小量多品種の食材を使うので栄養のバランスは比較的良いのですが、同じ和食といってもごはんに味噌汁と梅干だけの炭水化物に偏った食事ではバランスが良いとは決していえません。洋食は脂質、蛋白質が多いので栄養のバランスが良いとはいえません。 和食の場合は炭水化物を消化するのにビタミンB1, B2が必要なのでごはんばかり食べているとこれが不足勝ちになります。洋食の場合には、蛋白質を代謝するのに必要なビタミンB6が不足しがちになります。また、食物繊維は和食には豊富に含まれていますが、いわゆる洋食には少なく、これが大腸がんが多いといわれる原因のひとつ(厳密には証明されていません)になっています。 さらに、欧米では加工食品を多く摂るためビタミン、ミネラルが不足しがちです。でも日本でも加工食品の消費は増えていますので、これはどちらかといえば、和食洋食の問題というより加工食品かそうでないかの違いの問題ですね。【FH】 【質問】 日本人はいつ頃から、なぜ洋食を好むようになったのでしょうか?

  1. 「和食好きな人」と「洋食好きな人」はどっちが味覚が良い?~うま味と和食の関係~ | 味覚ステーション

「和食好きな人」と「洋食好きな人」はどっちが味覚が良い?~うま味と和食の関係~ | 味覚ステーション

では、和食と洋食の違いを栄養素を中心に比較してみましょう。 和食は、ご飯に魚、野菜が中心となります。 そのため、脂質と動物性のタンパク質が少ないので、ヘルシーとは言えます。 ただし、醤油や味噌、塩を使う文化なので、どうしても塩分過多になります。 また、ご飯は炭水化物の中でも、とくに糖質の高い食物です。 そのため、他の食べ物とバランスよく食べなければ、太る原因になると言っても過言ではありません。 一方、洋食は肉・玉子・乳製品が多くなり、調理にも油を多く使うため、脂質やタンパク質が多くなります。 そのため、脂肪やコレステロールを溜めやすくなるので、成人病や血液系の疾病を発症するリスクがあります。 また、野菜や豆類に多く含まれている食物繊維も不足がちになるので、腸内環境も気になります。 あとは、和洋食の違いでは無いかもしれませんが、加工食品をよく摂る欧米人にありがちな、ビタミン・ミネラル不足も考えなければなりません。 ビタミン・ミネラルは、自然の素材に含まれていることが多いため、日本の場合、以前はそんなに深刻な問題でもなかったのです。 しかし、食の欧米化に伴い、加工食品を口にする機会が増え、徐々に問題化しつつあるので気を付けていきたいですね。 和食と洋食の違いのひとつは塩分量? 上記のように、和食は洋食と違い、栄養のバランスが良い物と考えて良さそうです。 国によっては、日本のご飯に当たる主食という考え方が無い国もあるそうです。 そして、和食は一汁三菜の中でそれぞれが良い点を共有し、欠点を補い合っているものでもあります。 例を挙げれば、糖質の高いご飯に対して、魚や野菜を摂ることで、過多な糖質を分解し、脂肪の吸収を抑えているのです。 この点を鑑みても、和食は大変にバランスが良いものでしょう。 しかし、和食の唯一の欠点と言えるのが、塩分が多いことです。 醤油や味噌など、塩分濃度の高い調味料を使った料理が多いですし、塩そのものも和食には欠かせません。 さらに、毎日の食卓に上がる漬物・魚の干物・塩辛・たらこなど、ご飯が進むものは、一様に塩分が高いのです。 また、日本独自の文化と言える味噌汁などは、仮に1日3食飲むと、それだけで1日の塩分適正量の70%を超えてしまいます。 当然、味噌汁以外の塩分も摂らなければなりませんので、過剰摂取になるのです。 何にでも醤油をかけてしまったりするのも、日本人の特徴なのかなと思いますが、気を付けたいところですね。 洋食は和食と比べると身体に悪いの?

いかがでしたか。 和食にも洋食にも、魅力はたくさんありますよね。 結局は好みになってしまうのでしょうが。 どちらもバランスの良い食事にすることが重要ですので、偏った食事はしないように心掛けましょう。 健康な身体を目指している方、今の健康を維持したい方は、和食を中心にバランスの取れた食事にすると良いかもしれませんね。